2022年12月

2022年12月30日

岸辺露伴は動かない第8話ジャンケン小僧を観て…

「ジャンケン小僧」はジャンプコミックスの40巻に
収録されています。


DSCF2023

岸辺露伴という人物は老人であろうが、子供であろうが
対等に接する人間であるという事は
付け焼刃で一連の話を読ませていただいた私にも
よくわかります。

他人にへつらうことのないのが露伴の特徴でもあります。

露伴のジャンケン小僧に対する姿勢は
観察眼と言い、洞察力と言い、決して相手が子供だからという視点で
捉えてはいません。


もともとジャンケン小僧は露伴のファンであり
子供特有のしつこさで「ホットサマー・マーサ」の4つ丸のデザインに
クレームをつけて露伴に絡んできてはいたのですが
ある日、四辻で人間に悪さをする魔物に憑かれ
強いエネルギーを放ちながら、露伴をズタズタにしようと
執拗にジャンケンを挑んできます。

ジャンケン小僧の攻撃に露伴は苦慮していました。

しかし現場主義であり、生身の体で直接困難に挑み
数々の修羅場を経験してきた露伴は
邪悪な力を瞬間的に跳ね返し、今回も危機を脱したのです。

それは、数知れぬ現場主義の経験が
インスピレーションに近い機知を齎すに至っているからなのでしょう…

とうとう露伴に挑み、勝負に負けたジャンケン小僧こと大柳賢は
自身の愛読書ホットサマー・マーサの裏表紙に
4つ丸ではなく小僧のたっての希望であった
3つ丸のホットサマー・マーサが描かれているのをみて
ほほ笑むのでした。



露伴はホップでずっこけたとしても
ジャンプに向かうステップが超人的なのかもしれません…
真髄は、単に相手を負かす事よりももっと難しい
運を乗り越え、自分を乗り越えることにあるようです。

高橋一生さんはジョジョはホップ、ステップ、ジャンプでないところが
面白く、ステップの部分は見え隠れはしますが
それをどう捉えるかは、見る側に委ねたいと語られています。

それにしましても露伴の持つ優しさは
目に見えるところでは発揮されず
後からハッ!と気づくような、粋で、奥の深いものですね。

テレビのストーリーは前作のホットサマー・マーサから
なだれ込む感じで始まり
最後もホットサマー・マーサが閉めるという運びで
アレンジされていますが
原作のジャンケン小僧はしっかりと違和感なく落とし込まれ
月並みですがとっても面白かったです。

そして、そして!最後に「ルーブル美術館」と
泉京香嬢のお口から図らずも漏れたということは
次回?への布石なのかな…?

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1年後?それとも…映画化?
希望は膨らみます。


今年もありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いします。


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2022年12月28日

岸辺露伴は動かない第7話ホットサマー・マーサを観て…

今回も凄かったなぁ~

第7話「ホットサマー・マーサ」は
高揚しながら、のめりこんで観ていたので
時間が凝縮され過ぎたせいか
アッという間に終わってしまって
「へっ⁉えっ⁉え、え、えーっ⁇これで終わりなの?」って位
観ているこちらの時間の感覚もなんだか覚束なくなっていて
呆然としながらエンドロールを眺めている状態でした。

読者が喜ぶ面白い漫画を至上命題としている露伴ですが
創作にはリアリティが大事だと考え
その追及には手段を選びません。

しかしコロナの影響は岸辺露伴だとて容赦なくふりかかり
マスク装着や引きこもりのような生活を余儀なくされ
「土を触って!風の動きを感じ!沢山の人の中に入り
時には腐ったものを舐めてみる」という現場主義の取材ができず
相当に強いストレスを抱えていました。

今回の岸辺露伴史上最悪とも言える出来事は
露伴が抱えるその強いストレスが招いた結果ともいえるのかも…

流石の露伴も今回は死という
未知の世界の入り口まで行っていたのかな?と思える出来事でした。

いつにも増して光と影のトーンが協調されていたように思います。



「ホットサマー・マーサ」はジョジョマガジンで読みましたが
あの世界観を映像によくここまで落とし込んだ、という
月並みな概念を超越していたように思いました。

救いようのない恐ろしさが地の底を這いまわるような
ドラマ「ホットサマー・マーサ」に対し
ジョジョマガジンを読んでいるのにもかかわらず
オリジナリティを感じてしまいました。

あそこまで原作に忠実でありながら
あの世界観を損なうことなく
もっとそれ以上の付加価値までつけてしまう
演出、音楽、照明、芝居、衣装、ロケ現場等の見事さは
仕事師集団としての心意気を感じます。

同時に原作に対する愛を感じます。

それにしましても今回の露伴ちゃん
不謹慎ですが…なんか…色っぽいお話ですよね…
女の子のお腹には紛れもなく露伴ちゃんの子が……
たとえ陰の部分の露伴ちゃんだとは言え
強いストレスにより封じ込められていた部分が噴出した結果で
まったくの他人が起こした事ではないのですものね…

「薮箱法師」と言っても自分の中に持つ陰と陽の陰が
陽の代わりに表に現れ行動してしまうという事ですので…

漫画家露伴の持つ鋭い洞察力がかえって災いしたのか
それともコロナで止まっていた歯車を動かすきっかけとなったのか…

でも露伴にとって一番の問題は「ホットサマー・マーサ」の
デザインなのでした。丸3つが丸4つになったのが
「薮箱法師」のせいだとばかり思っていたのですが
実はそうではありませんでした。

犯人は担当編集者の泉京香ちゃんなのでした。







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2022年12月23日

2022がそろそろ終わろうとしている…

明日から四日間、一生さん祭りが始まります
WOWOWが24,25日、NHKは26.27日です!

特に26,27日に対しては心の底から、体の底からぞわぞわします。
何でしょう…?なんとしても射止めなければ!という
狙いを定めた獲物を捕らえる狩人のような心境です

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今年…私は人生の中で一番付き合いの長い人との別れがありました。

それは母です。

この世に産声を上げる前から
私は母の子宮の中ですくすくと順調に育ち今日まで生きてきました。

その母とのお別れは自然の摂理として捉え
現在は悲しみという感情とは "さよなら″ をしました。

今、テレビでMステを見ていますが
Snow Manの目黒連さんの存在だけを目で追っている自分がいます。

兎にも角にも朝が来て夜が来て呼吸をして食べて排出して
リアルの世界で時を捉え
前を向くしか脳がないはずなんですよね生き物は…

今日、TV台を注文しました。

今PCでTV台を調べていましたら
プリンターを収納できる物件を見つけまして即注文しました。

年明けの配達です。

現在32インチのTVを見ていますが
画面下に少し濁りのような影が見えるようになりました。

45インチほどのTVは台が届いてから決めようと思います。

生活を送る中での変化は枚挙にいとまがありません。

それぞれに対応していかなければ全うな流れは途絶えてしまいます。
それが生活というもんです。

でも…母は…生活の中のそこここにしっかりと存在しています。


今年もあと一週間…なんか…焦る…


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wxy812 at 23:17|PermalinkComments(0)生活 | 思うこと