2018年10月31日
「億男」九十九の吃音監修
報告が遅れましたが、現在公開中の映画『億男』の吃音の監修に当サークル代表がかかわりました(最後のスタッフロールにこっそり名前が出ています)。高橋一生さんの演技は、僕のどもる様子を参考にしています)。吃音がメインテーマの作品ではないですが、作品の中で不思議な効果をもたらしています。
— 学生吃音サークル 東京大学スタタリング (@ut_stuttering) 2018年10月29日
https://kitsuonlabo.com/interviewyamada/
(吃音当事者インタビュー 山田舜也さん)
億男で九十九役の一生さんが吃音を参考にした山田さんの
四年前のインタビューと動画です。
億男に登場する九十九が普段、人と話す時の吃音は顕著です。
しかし落語を演る時と
お金やビジネスの話をする時の九十九からは
吃音が消えて無くなるのです。
吃音というのは年がら年中ではなく
大勢で本を読む時や歌を歌う時は吃音は出ないとか
出やすい環境出にくい環境があるようです。
映画の中の九十九の吃音には不自然さがなく
違和感無く劇中を通り過ぎていきました。
九十九という独特な人間の持ち味として
吃音はかえって彼を魅力的に見せるひとつのツールとまで
思わせる効果があったように思います。
3回目の億男を観た時スタッフロールの中の
山田さんのお名前を見つけてみようかしら‥
監修ありがとうございました。
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