昭和元禄落語心中‥イメージが‥久しぶりの高橋一生!のような気がする

2018年11月28日

僕キセ!第8話!必要な時間が11年だった

山田さんはやはり一輝の母親だったんだ‥
しかも一輝は15年前からその事実を知っていた。

両親は星になったと祖父母に聞かされていた一輝には
実の母がどうして家政婦として家にいるのか謎でした。

一輝なりにストーリーを考えており
母は自分が小さい時父と離婚して家を出て再婚した。
しかし再び離婚したものの亡くなっている事になっているので
家政婦として戻ってきたというものです。

一輝は樫野木先生に「どうして離婚したんですか?」
って顔をしかめて聞いていましたよね。これ伏線だったんですね。
離婚のイメージが一輝にとって母と符合していたからなのでしょうね。

そしてとうとう山田さんの口から真実を聞いた一輝。
目に涙をためて一生懸命聞いていました。

一輝は母親にネグレクトされていたということです。

真実を聞いて衝撃を受けた一輝はトラウマのようなタコの事情を
思い出すに至ったのでしょうね。

丸ごとのタコを見たいと幼い一輝は何回もせがんだのでしょう。
そしてとうとう母はタコを買いに行ったまま帰って来なかったのです。


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夫の死、個性的で皆と同じように行動しない一輝。
嫁としての自分の立場等、自信喪失の状態だったと思います。

幼い一輝は母と丸ごとのタコをずっと待っていたのでしょう。
タコが嫌いになる位母を待っていたのでしょう。

今を一生懸命生きる一輝は過去や未来にはとらわれないので
タコは嫌な時間の副産物として感覚で残っていたのですね。

一輝は祖父に問ます。「どうして11年後に戻ってきたのかな?」
祖父は答えます「11年だからだよ。一輝と又一緒に暮らすために
必要な時間が11年だった。それだけの事さ。」

この祖父がいたから一輝の居場所は無くなることがなかったのですね。

皆横並びが当たり前。皆と同じでなければ居場所が無い。
皆と同じでない子供を持つ親は子供が皆と同じようになるように
子供を矯正しようと試みます。

居心地の悪い人々は増産されているのかもしれません。

皆違って当たり前なのでしょうがなかなか通用しないのが現実です。

よって悲劇は繰り返されます。
親も子供も生きるのが辛い世の中となります。

周りにとらわれる事無く自立できる自分なりの生きる術を
見つけることが出来れば幸せなのですがねえ‥




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