凪のお暇!第9話!親子神話崩壊!!凪のお暇!とうとう最終回‥

2019年09月18日

凪のお暇は深くて広い‥初めの印象と違う

人間は生まれ落ちた途端
自分を取り巻く環境から影響を受けて育ちます。
もしかしたら母親のお腹に存在を有した瞬間から
すでに始まっているのかもしれません。

登場人物の凪、慎二、ゴン、うららちゃん、坂本さん、緑さんを
観ていますとそれぞれ生まれ育った環境と
現在に至る過程が想像されます。

生まれた時の環境は本人の意思に関係なく
そこに存在しているものなので
自立するまでは否応なく付き合って行かねばなりません。

環境は物事の捉え方、考え方、生活仕様、方向性など
人間としての土台に関わってきます。

環境をどう感じどう捉えるかは
持って生まれた気性や時間の流れにおいても
それぞれ違ってくるのでしょう。

どのような環境で育ったとしても数多くの人々が
何れは現在の自分に疑問を持ったり、苦しんだり、後悔したり
息苦しさを感じたりすることはあると思います。

今まさに凪や慎二などはこの状態ですし
緑さんは何十年もたってから漸く自分と向き合おうとしています。

順風満帆で悩み無く明るく楽しく生きている人は
稀でしょうねえ。



その中で私が気になったのはゴンさんです。
今まで多くの女性と関わり
凪ともアッチの関係をあっという間にもった仲なのに
凪に初恋をしたことにより
凪の手に触れるだけでも躊躇してしまうほどに変様してます。

自分以外の他の人間を愛する
という感情に遅ればせながら目覚めたのでしょうね。

今までのふわ~っとして捉えどころのない様子は
ゴンさんの生まれ育った環境にもよるのでしょう。

ゴンさんは自分以外の存在に興味がなく人と繋がる事にも疎く
流れる時間においても刹那的な感覚で過ごすので
今にしか関心がなかったのです。

愛を感じる体験が希薄だったと想像します。
優しくて全てを受け入れてくれる雰囲気を醸し出しているゴンさんは
多くの女の子達と懇ろになりアパートの鍵を
彼女たちにばら撒くように渡すのです。
鍵を渡したと言ってもゴンさんには後も先も無いことなのです。

暖簾に腕押し状態のゴンさんからは何も返ってきません。

ゴンさんにのめりこんだ女の子達の
ぽっかりと空いた大きな穴を埋めるものは
壊れてしまう自分を鎮める涙の海だったのかもしれません。

しかしゴンさんの愛を感じ取るアンテナは
凪に恋をする事により漸く正常に働き始めたのです。

人間感覚が正常に働き始めると
今までの自分の行状を恥ずかしくさえ思うものですよね。

よく若気の至りでとんでもない事をしてしまったなどと聞きますが
それと同じようなニュアンスですよね。
私なども例外ではなく
よくあんな事をひと目も気にせずやっていたものだと
後から考えると赤面するほど恥ずかしいことがあります。

世の中の仕組みを理解したり
人間的な成長を遂げたりして初めて見える事があるものです。

ゴンさんの場合は凪によって
人としての温かい感情が体に走るのを感じ取る事が出来たのです。
 
人間が何かに気づく時そこには必ず他の人間との関わりがあります。

そして今までと違った景色を観る事になるんですよね。

とうとう最終回です。

今となっては凪が誰とくっつくかという想いは薄れてしまいました。
このドラマそういう問題じゃないって事に気がつきました。
凪も慎二もゴンさんも
もっと色使いの豊かな景色をめざし羽ばたいてください

はじめの印象とこんなにも違って見えるドラマって初めてかも‥




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