暗いところで待ち合わせ!DVD観ました天保十二年のシェイクスピア!観てきました

2020年02月05日

天保十二年のシェイクスピア!いよいよです!

「天保十二年のシェイクスピア」が
いよいよ2月8日(土)初日を迎えます
東京公演は日生劇場にて29日(土)まで
大阪公演は3月5日(木)~10日(火)まで
梅田芸術劇場メインホールで上演されます。



待ちに待った高橋一生さん主演の舞台です。
一生さんにとって舞台はレディエント・バーミン以来4年ぶりです。

「天保十二年のシェイクスピア」は
江戸末期の講談宝井琴凌作「天保水滸伝」に
シェイクスピア全作をおとしいれ井上ひさし氏が描いた戯曲です。

出演者は浦井健治さん、唯月ふうかさん、辻萬長さん
梅沢昌代さん、木場勝己さん、玉置孝匡さん、土井ケイトさん他

出口典雄氏演出で1974年に初演
2002年には劇団☆新感線いのうえひでのり氏演出
2005年には蜷川幸雄氏演出で上演されました。

今回は蜷川幸雄氏の演出助手を努めていた
藤田俊太郎氏が演出を担当し音楽劇として上演されます。




2005年の「天保十二年のシェイクスピア」の時の藤田氏は
助手一年目ということもあり現場について行く事もできず必死で
一生懸命稽古場へ通い何かできる事はないかと探し
あまりに辛くてその年の記憶はほとんど無いそうです。

その後10年間蜷川氏の助手として氏の仕事を間近に見てきました。

井上氏の描いたテーマ、趣向から外れる事なく自分独自の
「天保十二年のシェイクスピア」ができるはずと感じているそうです。

話は江戸時代末期の天保年間
旅籠を仕切る年老いた侠客の身体譲りが発端となり
3人の娘を巻き込みながらの縄張りをめぐる骨肉の争いを
シェイクスピアの名場面を盛り込み描かれます。
高橋一生さんが演じる佐渡の三世次は
「リチャード三世」「オセロー」など
シェイクスピア悪のキャラクターを一手に引き受けて登場します。

藤田氏はこの戯曲はたくさんの登場人物の群像劇だと思わせ
実は佐渡の三世次の一代記であることが明らかになる
と述べられています。(アクトガイド2020Season5より)

結局陰で人を操りたくさんの登場人物を
手中に収めていた三世次ですが上り詰めることはないようです。
「三世次」と言う名の中にリチャード三世の名称を有してはいるものの
『次』という名の一部から『王』ではない
ということが端から示されています。

天保十二年のシェイクスピアに関する資料を何冊か読み
当初この戯曲についての評判は紆余曲折があった事がわかりました。
しかし着地点としてはシェイクスピアのパロディを
いまや越えたところにあるのではと感じました。

実は2005年の蜷川氏演出の舞台を知り合いが観ていまして
シェイクスピア作品は「ロミオとジュリエット」くらいしか知らず
観覧したそうですが特に困ったことは何もなかったそうです。
シェイクスピアのパロディ抜きに観たとしても
骨組みのしっかりとした戯曲でとても楽しめたそうで
今でも記憶にしっかり根付いているようです。
もちろんシェイクスピア作品に精通していれば
クスッと笑う場面も多くなろうかと思われますし
奥深く何倍も楽しめること間違いなしだと思います。

とても楽しみにしていることは
この戯曲は濡れ場に物語を左右する方向性があるようで
今回はどういう表現になるのか今からワクワクします。





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