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2020年07月21日

三浦春馬さん



一瞬ドッキリ?と思いました。
何が起きたのかわかりませんでした。
そのくらい三浦春馬さんと死との距離は果てしなく遠く
想像する事の方が難しい位です。


私は以前故吉行淳之介さん和子さん故理恵さんのご母堂の半生を描いた
NHK朝のテレビ小説「あぐり」を欠かさず観ていました。
調べてみましたら1997年の放送ということです。

7歳の三浦春馬さんのデビューはこの「あぐり」だったんですね。

NHK大河ドラマ「おんな城主直虎」では
井伊直虎が柴咲コウさん、井伊直親が三浦春馬さん
そして小野政次が高橋一生さんでした。



幼名おとわ(直虎)、亀之丞(直親)、鶴丸(政次)の三人は
龍潭寺(菩提寺)の住職南渓和尚(小林薫さん)のはからいで
幼い頃から一緒に学び一緒に遊ぶ幼馴染でした。

おとわは井伊家当主井伊直盛の一人娘で
幼くして分家の嫡男亀之丞と婚約します。
鶴丸は井伊家筆頭家老の小野政直の嫡男です。
鶴丸はおとわと亀之丞の親達とは明らかに異なる父の姿に違和感と
葛藤を抱えながら過ごします。

そんな中亀之丞の父直満は今川に謀反の疑いで殺害され
しかも亀之丞の命をも狙ったため急遽亡命することになり
亀之丞は故郷井伊谷から離れる事になります。

行方も生死もわからぬまま10年の月日が経ったある日
亀之丞は立派に成長して井伊谷へ帰還を果たします。

この時のシーンについての高橋一生さんのインタビュー記事が
私は忘れられません。

『三浦さんは僕より背も高いですし顔もすごく素敵ですし
大きくなった直親(亀之丞)と再会したシーンでは
自ずと政次(鶴丸)のコンプレックスが炸裂するんです。
子供の時はあんなに小さかったのに大きくなっちゃって!とか
笑顔が眩しい!とか(笑い)森下佳子さんの脚本や衣装さんなど
たくさんのスタッフの方達が
自然とそう思えるように組みたてて下さっていたので
僕としては三浦さんとの対比で考えるというよりは
その場にいるだけで
本当に政次の気持ちになっていく事が出来ました。』

高橋一生さんはこの時の三浦春馬さんは本当に眩しくて
実際コンプレックスを感じてしまうほどだったと
その後も語っておられました。

当時ドラマを観ていた私自身も
幼い頃体が弱くいいなずけであるおとわに負い目を感じ
自分を卑下していた亀之丞が堂々と帰還したシーンは
「おーっ!」という驚きの声を発してしまうくらい
大きく逞しくそして輝いて眩しいほどでした。


DSCF9061


亀之丞の頼もしさを充分感じると同時に
隅で待受けその姿を見ていた鶴丸の心情を慮らずにはいられない
二人の対比を強く印象づけるシーンでした。



あの時の三浦春馬さんの晴れ晴れとした芝居を
私は忘れる事が出来ません。


                                                         




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