2020年12月04日
重版出来!を観る
[写真]黒木華、オダギリジョー、坂口健太郎、安田顕、松重豊ら出演!実写ドラマ「重版出来!」の初回完成披露特別試写会フォトギャラリー https://t.co/kJb28BdwFA pic.twitter.com/LCJjWJgYJQ
— シネマトゥデイ (@cinematoday) April 5, 2016
母が入院してから一ヶ月半があっと言う間に経ち
そして‥何も無ければ12月8日に退院という目処もつき
物理的な準備は段取りが整いつつあります。
後のことはその時々にやっつけながら進もうと思います。
で、今のうちにと思いまして観たかったドラマの一つ
「重版出来!(じゅうはんしゅったい)」全10話を一気観しました。
一気観といいましても家事をやりながらですので2日に渡りました。
いやぁ~これはとっても面白かったです!
2014年日本経済新聞で「仕事マンガランキング」第1位を獲得した
小学館「月刊!スピリッツ」で好評連載中の
原作松田奈緒子さんによる人気コミックを
TBSがドラマ化し火曜ドラマ枠で2016年4月期に放送されました。
あと1時間切りました!!#重版出来! pic.twitter.com/UxVcCdQxLj
— 火10『重版出来!』 (@koguma_tbs) May 17, 2016
「新社会人の骨太奮闘物語」と銘打ち
「本気で仕事するって、カッコいい。生きるって、素晴らしい。」
という4月期ドラマとして格好のテーマでした。
連続ドラマ初主演の黒木華さんは
新卒で大手出版社のコミック誌
「週刊バイブス」編集部に配属された黒沢心役です。
柔道一筋で元五輪代表候補という変わり種です。
心は先輩編集者の五百旗頭(いおきべ)敬(オダギリジョー)の元で
編集者としてのイロハを学びます。
「重版出来」を念頭に置き
連載担当漫画家との打ち合わせ、新人漫画家発掘
担当漫画家の単行本部数決定会議等の地道な仕事を
柔道で培った精神力、体力、瞬発力、観察力、集中力を発揮しながら
邁進する黒沢心は出版業界の世界に魅せられていきます。
観ていただけましたか?感謝の気持ちを込めて、再び三蔵山ファミリーの写真をUPします。視聴前と全然違う味わいで見られる写真です。これは、ムロさんの三蔵山部屋ラストシーンを終えた後、記念に、と小日向さん達と撮りました。#重版出来! pic.twitter.com/AjX8Ou7kYe
— 火10『重版出来!』 (@koguma_tbs) May 24, 2016
「重版出来」ということばは出版業界内で使われている業界用語です。
重版がかかるという事は出版社の営業が想定して刷った
初版第一刷の数より売れているという事です。
出来(しゅったい、しゅつらい、でき)ということばは
文字通りクオリティ、成績、できばえといういう意味合いです。
「じゅうはんでき」とも言うそうです。
隠語、符牒のような種類のことばですよね。
いよいよ最終回まで30分を切りました!オールアップはこの4人のシーンでした。最後まで熱いお芝居でした!3ヶ月間キャスト&スタッフ、視聴者の皆様、本当にありがとうございました。#重版出来!#黒木華 #坂口健太郎 #松重豊 #生瀬勝久 pic.twitter.com/aNbFaB0Rik
— 火10『重版出来!』 (@koguma_tbs) June 14, 2016
このドラマは配役がすごいです。
大手出版社「興都館」社長ー高田純次さん
「週刊バイブス」の編集長ー松重豊さん
副編集長ーオダギリジョーさん
編集部社員ー安田顕さん・荒川良々さん
営業部社員ー坂口健太郎さん・生瀬勝久さん
漫画家さんたちー小日向文世・ムロツヨシ・永山絢斗・遠藤憲一・要潤
書店員ー濱田マリ‥‥という超豪華な顔ぶれです。
観ていて気持ちの良いドラマで涙がこみ上げる場面もありました。
黒沢心は毎日目の前の仕事を一生懸命にこなし
思いとどまるような場面でもスカッっと突き抜けていく姿は
進む道に清々しい風を吹かせて歩いているように見えました。
躊躇しないということは淀みを無くす事でもあるんだなと
観ていて勉強になりました。
そんな黒沢心の姿を遠目に眺めていた先輩編集者達ですが
知らず知らずのうちに影響されていく姿が伺われます。
良いエネルギーというのはまるでたんぽぽの綿毛の様に
キラキラと輝きながら広がっていくんだなぁと想いました。
「世の中そんなに甘いもんじゃないよ」なんて言う人がいます。
でも真っ直ぐに生きていく力と本気で働く力があれば
そんなの目じゃないと思わせてくれるドラマでした。
何を青い事を言っているんだと思われてしまいそうですが
今更ながら色々と気がつきました。
人間は精一杯生きることですよね‥
明日でいいやと回した仕事もどんどん片付けてしまおう!

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