「インビジブル」!一生さんの4月期ドラマ!「恋せぬふたり」第5回

2022年02月12日

「ドニー・ダーコ」を観てみました



WOWOW2月のプログラムガイドを見ていましたら
「ドニー・ダーコ」という作品名が目に飛び込んできました。

「ん?」どこかで見たなぁ‥と思いあたり
すぐにピンときました!そうだ!
以前高橋一生さんのインタビュー記事で
「僕ドニー・ダーコが好きなんです」っていうのを読みました‥

リミスリ関係の記事でした。
リミスリ自体がスポットライト理論の作品でしたので
時空の変化が描かれているという共通点がありました。

記事には『「こうであったかもしれない人生」が
提示されるんだけれど
どんなに時系列が変化していこうとも
心の流れはスムーズなんです』とありました。(キネマ旬報NEXTvoi.16より)

だから観てみました。
2001年アメリカの映画です。

なるほど難解かと思いきや
観終わって感じた事は
ドニー・ダーコの頭の中で起きている
まさに「こうであったかもしれない人生」とともに

繊細すぎるがゆえの生き難さや、危うさの感じる
彼の心の流れの様子が掴めました。

そして‥タイムパラドックスによって
ドニー・ダーコの究極の優しさに触れながら
自己犠牲というなんとも切ない成り行きまで
味わうことができました。

意外にも余韻の残る映画でした。

ドニー・ダーコが心の中で飼っていたとも言える
銀色のウサギは、鬱積した心を開放するスイッチなんですかね‥
あいつはドニー・ダーコを煽っていました。

私も幼い頃、普段はいないけれどスイッチが入った時
現れていた「モノ」があったような‥
かすかな記憶があるんですけれど‥

でも、成長するに従い居なくなりました。


飛行機の部品がドニー・ダーコの部屋を直撃した時
「こうであったかもしれない人生」が
ドニー・ダーコの脳裏を瞬時にして駆け巡った‥
そんな気もしてきました。

人間の有り様は、小説よりも
奇なりって事がありますよね‥



ドニー・ダーコ Blu-ray
パトリック・スウェイジ
ポニーキャニオン
2016-10-19






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