母の病状その12母の病状最終回

2022年03月22日

「恋せぬふたり」最終回

羽がロールキャベツを作る時
いつも入れていた「葉っぱみたいなやつ‥?」のことを
キャベツ畑で働く羽に、電話で尋ねた咲子は
ローリエを買いに夕日に染まりながら自転車を漕ぎます。

咲子はもう、淡く緩く夕日に馴染んではいません。

その顔は眩しいくらい晴れやかで金色に輝いていました。

「私の人生に、なにか言っていいのは私だけ‥」
「私の幸せを決めるのは‥私だけ‥」

ドラマ終盤の、咲子のこのことばを聞いて
私は図らずも涙が出てきてしまいました。

羽は人生を色づかせ豊かさを増してくれた
咲子との「家族(仮)」生活を手放したくなかったのですね‥

だから気乗りしない職場での昇進も受け入れ
人生、時には「諦めも肝心」という境地で
現状維持を貫こうとしていたのです。

しかし咲子の提案は目からウロコでした。
二者択一ではなく両方取りとは‥
羽には考えもつかないストーリーだったようです。

そうかぁ‥仕事も生活も今がベストな咲子は
咲子なりの理由で今まで通り羽の祖母の家で暮らし、家を守り
羽は遥の提案に応じて農家で働きながら野菜王国を目指せば
何も問題はないですよね。

羽は自身が捉えていた「家族」という観念に
縛られていたんですね‥「家族」は一緒に住むものだと‥
別々に暮らすという事は「家族(仮)」は終わりだと‥

でも咲子は言います「なりませんよ!終わりに。」

「私達は別々に暮らしていたって一人じゃないし‥
家族じゃなくなったりしません。年越しそばと年越しうどんですよ。
諦めるんじゃなくて、両方取り。これが私達の今のベターじゃなくて
ベストじゃないですか?」

これを聞いた羽は涙ぐむのです‥

なんだろう?あまりにも自由な咲子の発想は
いとも簡単に羽を家から出てもいい事にしてくれるのです。
重石が取れたようで涙腺がゆるんでしまったのかも‥
そして何より羽を家族として捉えている咲子の想いが
羽に伝わったのでしょう。

「いいんですか?‥えっ‥僕本当にこの家を出て」

咲子は言います‥選択したものがお互い駄目になったり
嫌になったら又一緒に考えればいいと‥



「何にも決めつけなくて良くないですか?私達も家族も
全部(仮)で。ことばにするとそれに縛られちゃうんです。
周りに決められた普通に縛られたくない私達でさえも‥」

「大事なものや考え方だってどんどん変わっていくんだから‥
その時のベストを考えればいいし‥もし、その時
ふたりのベストが全く別方向で、色々話し合ってそれでも無理なら‥」

「無理なら‥?」

「無理に家族でいる必要もないんです」

ああああ!!!!このことばを聞いて
見ているこちらの個人的なモヤモヤも
消えていくような気がしました。



ずっと「あきらめ」の中で生きてきた羽が
「あきらめ」から飛び出して本当に良かったです。

そして‥初めて人生を肯定できる羽がそこにいました。

なんか、いいドラマだったなぁ‥

性的指向は傾向はありますが
その人独自のものであり
周りに溶け込んで均一性を図る必要はないはずです。
その人らしく生きれば良いし
その人らしく生きる事を阻まないようにしましょうよ‥

このドラマを見てつくづく想いました。


こうなりますと、咲子と羽のその後を見たくなります。
「恋せぬふたり」の続編をよろしくお願いしたいです。



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