思うこと

2021年09月12日

朝、窓を開けると金木犀の香りが‥

昨日、今日と湿度の高い日が続きます。

今日の朝窓を開けると仄かな香りに気がつきました。
金木犀の香りが、今年もどこからともなく漂ってきました。

昨日は感じませんでしたが今日は「あっ!」っと想いました。

季節の移り変わりを香りで感じる事のできる筆頭は
「金木犀」だと想います。

「沈丁花」「くちなし」等もありますが
街全体を境目無く包み込む香りの広がりを有するのは
私の住む狭い範囲の関東地区限定として言うならば
「金木犀」以外に思い当たりません。

そう想いつつ朝刊を広げ真っ先に本日の「天声人語」を読めば
おお!ここでも「金木犀」が主役となっておりました。
とても興味深く楽しく読みました。

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「金木犀」の香りというのは
こんなにも人が想いを巡らすようなエネルギーを有するのかと
つくづく感じ入りました。

香りというのは妙な具合に、自己の記憶の奥底から
忘れかけていた映像をフッと脳裏に浮かび上がらせる力があります。

私の場合を例えれば‥小学生の頃通っていた塾の教室に漂っていた
男性教師愛用のポマードと同じ匂いに遭遇すると
たちまちあの頃の塾の教室の様子と
塾通いに気乗りしない自分自身の心の有様までが去来し
胸のあたりに靄がかかったような状態になります。

匂いの記憶には視覚の時にはない
その場の具体的な様子と付随する心情までが
当時のまま、なまなましく蘇るような‥
そんな不思議な力があるような気がします。

『視覚の情報は意外と改ざんされてしまうけれど
臭覚は違う気がするんです。
匂いを嗅いだ瞬間その時の出来事が蘇ってくる。
桜もそうだし、秋なら金木犀もそう。』という
記憶が曖昧になってしまった病床のお祖母様が
持参した桜の花の匂いで記憶が蘇ったという
以前拝読しました高橋一生さんの誌面記事が過りました。

霧雨舞う初秋の日のほんの一時の想い巡り‥でした。







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2021年08月19日

2021年の夏って‥

東京五輪開催が2020年7月に決定した2013年(平成25年)の私は
波乱に満ちた50代も最終ページに差し掛かろうという頃でした。
弾けるような歓喜に湧く開催決定の瞬間がニュースで流れました。

あれから8年経ちゃった‥えーっ!?
で、東京2020オリンピックは‥‥
一年遅れの2021年7月23日の開会式後、無観客で
17日間の全日程を8月8日に終えました。
1964年開催の東京五輪開会式の入場行進曲
古関裕而氏作曲の「オリンピック・マーチ」で締められ
閉会となりました。


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片やメダル獲得に沸く一方で
片やコロナ感染者数の増大という現実を見つめる刹那
時だけはつつがなく流れ
ガッチリと組み立てられた在宅介護スケジュールは
リハビリ、デイサービス、在宅医療、訪問看護、眼科通院等‥と
意外なほどのハードスケジュールで
母と私を黙々とレールに乗せ動かします。

そんな最中、今回のオリンピックは1964年開催の
東京五輪の世の中の雰囲気を遠い記憶の彼方から
ふわ~っと連れてきて来て、私の体を包みました。

あの頃小学校4年生の私は小学校ぐるみで桜木町へと続く国道へ移動し
煙を棚引かせ、ひた走る聖火ランナーを目で追いました。
あっという間の出来事ですが鮮明に覚えています。

その後、1964年10月10日の真っ青に晴れ渡った空の下を
NHK朝のテレビ小説「エール」の主人公、古山祐一のモデルである
古関裕而氏作曲の「オリンピック・マーチ」とともに
出場する各国の選手団が整然と列をなし
背筋を伸ばし颯爽と格好良く行進する様をテレビで見ました。

それと共に昭和天皇の五輪開会宣言は気持ちを高揚させました。

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思い起こせば‥アベベ・ビキラ、ドン・ショランダー
ベラ・チャスラフスカと海外の選手の名を今でも覚えているのは
世の中の高揚感が子供にも充分伝わり
それぞれの活躍に深く感慨を得るに至ったからだと想います。

当時の世の中は確実に明るい未来へと向かうエネルギーが漲り
東京五輪に対し喜びと期待と笑顔が満ち溢れていましたねぇ‥

すったもんだの東京2020オリンピックの後に
やって来たのは私の誕生日‥
今年もテレビで慰霊のご様子が流れていましたが
御巣鷹山の日航機墜落事故があった8月12日は私が生まれた日です。

36年前の7月末日、長男を里帰り出産した私が
あの8月12日の晩、実家の居間でバースディケーキを前にし
祝ってもらっている最中に見たテレビ画面のテロップが
日航機が行方不明という第一報でした。

その後はニュースやワイドショーに釘付けの毎日でした。

そうか‥息子は36歳なんだなぁ‥と‥流れた年月のリアルを
感じ、それ以上に「あの時の12歳の少女」が
50歳に届こうとしている事に思い当たりました。
少女にとって、あの瞬間から続く毎日を生きて行くということは
九死に一生を得たという事ではないだろうな‥とも感じます。

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そしてお盆‥以前お盆は大勢で迎えたものですが
コロナで今年も盆棚作り、迎え火、送り火は私一人‥
色々ありますよそりゃぁ‥

それにしても、こんなに雨続きのお盆は記憶にないです。
そして涼しいというより肌寒かった‥

変な夏です。でも暦ではもう秋。

推しの供給情報が楽しみな今日この頃です。



先日昨年末に続く「岸辺露伴は動かない」の4,5,6話が
12月に放送される事が決定しました
今から体の芯がゾワゾワするくらい非常に楽しみにしています。
‥にしても秋ドラマの供給はないのかしら‥







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2021年07月09日

母と私のコロナワクチン事情

母は一昨年の2月に介護手続き後、介護2に認定され
同時にケアマネジャーを地域ケアプラザで紹介されました。

2年半に渡りお世話になりました母の担当ケアマネが
定年退社で退く事となりました。
6月中旬、担当ケアマネはご自身の事業所ではなく
現在2年程リハビリをお願いしている作業療法士と
同じ事業所に所属する、感じの良い新ケアマネを
紹介して下さいました。

事業所は自宅から歩いて5~6分という近場にあり
所属の看護師さんにも母の入浴でお世話になっているという
私と母にはお馴染みの介護事業所なのです。

前ケアマネのはからいをありがたく思いました。


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新ケアマネの「これからの希望は何かありますか?」の問に
母の週1回のデイサービスを週2回に
歩行困難な母のコロナワクチンを自宅で接種できればという
2つの希望を言いましたら、7月1日からの契約ですのに
デイサービスは6月中に週2回通所できるように交渉してくださり
コロナワクチンも7月中に2回の接種を予約してくれるという
テキパキとしたスピーディーな対応をしていただき感激しました。

実は現在診て頂いているかかりつけ医の在宅クリニックが
コロナワクチン接種をする予定がないと聞き
歩行がスムーズではない母をどこで接種させるか悩んでいたのです。

そして今日、新ケアマネが頼んでくれた
在宅看取りに携わる、あのNHKプロフェッショナル仕事の流儀で
取り上げられた医師自らが看護師と共に現れました。
まるで後光がさしているようで救世主に思えました。

医師と母が、母の故郷信州松本の話をしている間に
看護師はスッと接種を済ませていました。

野沢菜、お焼き、上高地、りんご
信州の方言「ずら」にまで及ぶお話を医師は母と興じて下さり
接種後20分様子を看てから帰られました。

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しかし、「2回目はもしかしたら遅れるかも‥
でも接種には必ず来ますからね。遅れるようでしたら連絡しますね」
と看護師が最後に言いました。

例のワクチンの供給ストップの余波はご多分に漏れず
しっかりと我が身にも押し寄せている現実を思い知りました。

あんなにワクチン接種を推進していながら尻窄みな現状って
考えの浅はかさを露呈してますよね。

1回予約したら2回目は自動的に確保に至るという成り行きを
どうして見込めなかったのか不思議でなりません。
在庫と言われても、期間限定の在庫なんですよね‥

1回と2回の間隔があき過ぎるとどういう結果になるのでしょう?

魔法のお薬をいっぱい手に入れて、気が大きくなると同時に
オリンピックありきの焦りもあり
無闇にばらまいてしまった結果だと思います。

私に至ってはもっと早く予約できていたのですが
母の予定でままならず、キャンセルせざるをえず
漸く明日ワクチン接種に行ってきます。


どうなるのか?後は野となれ山となれって心情です‥





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wxy812 at 21:31|PermalinkComments(0)