万引き家族

2019年01月15日

日本と韓国共同受賞!


「万引き家族」の是枝裕和監督と
「バーニング劇場版」のイ・チャンドン監督が
第44回ロサンゼルス映画批評家協会賞外国語映画賞を獲得

「バーニング劇場版」は村上春樹の小説「納屋を焼く」を基に
映画化したミステリー。
製作年2018年、製作国韓国、上映時間148分。http://burning-movie.jp/

原作は1983年発表の村上春樹の短編小説で
登場人物の設定はそのままですが
物語は大幅にアレンジが加えられているそうです。
劇場版オリジナルストーリーという事でしょうね。

12月29日(土)NHK総合で夜10時から95分の短縮版が放送されましたね。
私は原作を読んでおりませんので
どうアレンジされているのかわかりませんでした。

映像はきれいでしたし
流れる音楽は期待感を膨らませたり
不穏な空気を増す効果があり良かったです。
始めから引き込まれました。
ラストは余韻残しすぎじゃないですかね。

これはやはり原作を読んで
映画館へ足を運び決着をつけるしか無いと思っております。
感想はそれからなのかなあと思います。

2月1日より東京TOHOシネマズシャンテ他全国でロードショー

2月1日ってあっという間だよ

思い立って昨日図書館へ行って「納屋を焼く」借りてきました。

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図書館って家から歩いて8分位なのです。
「象の消滅」村上春樹・短編選集1980-1991に
「納屋を焼く」がありました。これから読みます。

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wxy812 at 09:04|PermalinkComments(0)

2018年12月30日

海外に日本の映画を紹介!


昨年、公開前に「カメラを止めるな」を第一位に挙げた
海外に日本の映画を紹介し続ける
「サードウインドウフィルムズ」が選んだ日本映画TOP10
 
1.万引き家族
2.普通は走り出す
3.ドブ川番外地
4.赤色慧星倶楽部
5.止められるか、俺たちを
6.ブランク13
7.ハナレイ・ベイ
8.岬の兄妹
9.僕はイエス様が嫌い
10.虎狼の血

この中で私が今年観た映画は
「万引き家族」と「ブランク13」です。

「ハナレイ・ベイ」と「虎狼の血」は見るつもりでしたが
生活に追われている間に通り過ぎて行ってしまいました。

どなたかがおっしゃっていました。
「本って生鮮食品と同じだよ。気になったらすぐ買って読むべし」

映画も同じ事がいえますよね。「気になったらサッと観に行くべし」

足が早いものはなんでも早くかぶりつくということです。

来年はこの精神で邁進します。

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wxy812 at 20:48|PermalinkComments(0)

2018年11月08日

空飛ぶタイヤBlu-ray&DVD


2019年1月9日(水)「空飛ぶタイヤ」
豪華版Blu-ray&DVD発売ですって

「空飛ぶタイヤ」は6月15日に観ました。
一生さんは重要な銀行員の役でしたが 
出番が少なく残念ですが芝居は良かったです。

6月にはパルムドール受賞に輝いた「万引き家族」も観ました。
万引きという題名に反応して観に行ったのですが
内容は世の中の歪に潜む疑似家族の物語でした。
私がこの映画でいちばん印象に残っているのは
現在NHKの朝ドラ「まんぷく」のヒロイン
安藤サクラさんの泣くシーンです。
あの泣き方記憶に残ります。
私も泣く時真似をしてみたい‥と思っちゃいました。
あと「女優にとってヌードになることより恥ずかしいのよ」と
入れ歯を外し撮影に挑んだ樹木希林さんが浜辺で座っている姿。
海水浴に来て大はしゃぎの疑似家族を見守る満足げな顔が
幼女の様で非常に印象的でした。


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この6月には「有罪」も観ました。
2年位前に図書館で予約本を借り読んでいました。  
かつて世の中を震撼とさせた
神戸の少年事件をモチーフに書かれた薬丸岳(著)の小説で
予約数が半端なく半年待ち位だったような記憶があります。
友となった人間の過去が凶悪事件の犯人だったとしたら
という重いテーマでした。

映画では少年事件の元犯人と出会い友となる人物に生田斗真さん。
少年事件の元犯人が瑛太さんという役まわりでした。

この映画には息子が自動車事故過失で罪を犯し
その息子の犯した罪の償いを続ける孤独な父親を描く
もう一つのストーリーがあります。父親役は佐藤浩市さんでした。
(このストーリーは無くてもいいのではと私は思いました。)

あとAV女優の過去を引きずる女性の役が夏帆さんでした。

犯人探しや事件の真相究明を描くものではなく
友の凶悪犯罪の過去を知った者の葛藤
罪を犯した者の家族が背負う贖罪の日々
人間が背負う過去の過ちや後悔が描かれており答えはありません。
少年事件の元犯人の気持ちはこちらが推測するのみです。

問いかけを背負って帰るような作品で
体がズーンと重くなったまま帰路につきました。

ただ書籍を読んだ時の方が臨場感があったのはなぜなのだろう?


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wxy812 at 09:33|PermalinkComments(0)