二ヶ領用水
2019年10月18日
プリンセスメゾンの伊達さん‥武蔵小杉で‥
【NHK人x物x録 #高橋一生 『プリンセスメゾン』】漫画家・池辺葵さんの同名作品が原作となった作品でした。僕が演じた伊達政一は一見冷静な敏腕営業マンですが、内には熱いものを秘めて……続きは
— NHKアーカイブス (@nhk_archives) August 24, 2017
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ドラマ「プリンセスメゾン」はNHKBSプレミアムで
2016年10月25日から12月13日まで
毎週火曜の夜11時15分から連続8回放送されました。
池辺葵さんの漫画をドラマ化したものです。
大好きな担当作が最終回を迎えました。大切なことをたくさん教えてもらったし、大袈裟でなく生きる気力を与えられていました。池辺先生、おつかれ様です!たくさんの素晴らしい時間をありがとうございました! 『プリンセスメゾン』最終話更新 https://t.co/k65eeq2wNb #プリンセスメゾン
— スピリッツ編集部きんさゆです (@dobugawa_info) October 31, 2018
東京で一人暮らしをしている26歳の沼越幸(森川葵)は
居酒屋チェーン店の正社員として働きながら
質素なアパートで質素に暮らしていました。
沼越幸は以前両親と東京で生活をしていましたが
高校生の頃両親を事故で失ったため
静岡の親戚に引き取られ高校卒業まで世話になった後
ひとり上京し現在に至っています。
年収260万弱の沼越幸には強い持家取得の意思があり
仕事を一生懸命にこなしながら貯蓄に励み
マンション見学や持家取得のノウハウを学んだりしていました。
あるマンションのモデルルーム見学会に沼越幸が参加した時
そこに居合わせたのがデベロッパー「持井不動産」の社員達でした。
まるで迷い込んだ子犬のような心許ないさまで
参加者と一緒に見学をしている沼越幸に対し
「持井不動産」の社員達は、当初違和感を覚えていました。
が、しかし、何回も通ってくる沼越幸に対し
肝を据えた一生懸命さを肌で感じ取るようになると
社員達は何とか沼越幸が納得のいく物件に
巡り合う事が出来るよう応援し始めます。
そのうち「沼ちゃん」と呼び始め
沼越幸の務める居酒屋にも足繁く通うようになります。
社員達は沼越幸と自分自身をなんとなく重ね合わせた結果
「沼ちゃん」の中に自分を見たのでしょうね‥
大都会東京で一人で生き抜こうとしている
健気な「沼ちゃん」を放っておけなかったのでしょう。
【 #わろてんか 追加キャスト詳細②】 #高橋一生 さんは日本にショービジネスを根づかせる青年実業家・伊能栞を演じます!高橋さんの過去番組は『プレミアムよるドラマ #プリンセスメゾン 』(2016年)⇒ https://t.co/vYUiPQdMOA
— NHKアーカイブス (@nhk_archives) April 20, 2017
モデルルームの責任者である社員の伊達政一(高橋一生)は
沼越幸にあくまでも丁寧に対応する真面目で一見完璧な人間です。
他の社員が「沼ちゃん」と呼ぶなか
伊達さんは「沼越様」を貫くデベロッパーの社員としての
矜持をしっかりと持った人物です。
ある日社員達は沼越幸の相談にのった帰り
公園の池のボートで遊ぼうということになりました。
ところが伊達さんは皆と一緒にボートに乗ることができず
腰抜け状態になってしまったのです。
強度の水辺恐怖症を皆の前でさらけ出す羽目に陥ったのです。
いつも完璧で、姿勢を崩さない伊達さんが見せた
へっぴり腰の無様な姿は、却って人間らしくてホッとしました。
そして訪れる伊達ロス #プリンセスメゾン pic.twitter.com/BZ1w7E0qdh
— NOGISTA⊿@永遠のまいみん (@nogizaka46sta) December 13, 2016
そんな伊達さんの住んでいる場所。
とっても大好きな場所というのが「武蔵小杉」なんです。
しかし‥あそこは正に伊達さんが苦手な水辺なんですよね。
多摩川という存在をあまり重視していなかったのかな?
水辺恐怖症の伊達さんですが
土地の持つ履歴書を確かめていなかったようです。
あのあたりは江戸時代に多摩川を水源とした
農業用水「二ヶ領用水」が開削され水田が広がっていたそうです。
後に工業用水にも利用されるなどして
工業用地としての役目も果たしました。
実は二ヶ領用水のあたりは特に桜の頃になりますと
見事な桜並木を愛でながら亡くなった夫とよく散策した場所です。
武蔵小杉のあたりも少し前までは田舎町のような雰囲気でした。
現在の見紛うばかりの様子にはただ驚くばかりです。
なぜタワマンが乱立するあの場所が
ぽっかりと空いていたのかと言いますと
工場が撤退した跡地だからですが
あの辺りは下沼部という地名からも想像出来るように
かつて沼があったそうです。
あまり住居には適さない土地であるため
空いている土地に工場もすんなりと建設できたのでしょう。
古い写真を見ると武蔵小杉駅の際に水の溜まった堀や
大きな池なども見てとれ
何かと水との関わりの強い街だったようです。
伊達さんは台風19号で怖い思いをしたのかな?
武蔵小杉あたりは内水氾濫ということのようでした。
デベロッパーの不動産営業部から
開発部へ移動すると言っていた伊達さんですが
今度は水害にも強い街を念頭に置いてください。
その折には土地の履歴書には
しっかりと目を通してくださいね。
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wxy812 at 11:41|Permalink│Comments(0)