佐渡の三世次

2020年07月18日

菊田一夫演劇賞授賞式!高橋一生さん授与!



昨日は第45回菊田一夫演劇賞授賞式が開催されました。

お陰様で高橋一生さんは「天保十二年のシェイクスピア」での
佐渡の三世次役が評価され受賞式に参加され
賞を授与されるに至りました。

一生さんはまさかこのような光栄な賞をいただけるとは
想ってもみなかったようです。



コメントの内容をまとめますと

佐渡の三世次の役において大きなジャンプをする感覚はなく
久しぶりの舞台ですし、しかも音楽劇で歌う歌の
ハードルは高かったと吐露されています。
最初の歌のレッスンにおいて
「きっと大丈夫」と言われたようですが
一生さんとしては「きっと大丈夫じゃないんだろう」と
思われたようです。また、今回の座組は大ベテランが多く
稽古期間は背中を見させていただき
皆で団結することも大事なんだと感じたそうです。

今回の公演は途中で中止になったこともあり
受賞についてはいろいろ想いが混じり合ったようですが
芝居を信じていこうという想いが高まったそうです。

コメントの内容からわかるように
高橋一生さんの芝居に対するスタンスはずーっと変わらず
一生さんご自身がいつも話される仕事への向き合い方の表現として
同じ所を打ち続けるという状態だと思います。

しかし今回は音楽劇と銘打つ舞台でしたので
高橋一生さんとしては舞台で歌を歌うという
新分野に入ったわけです。

一生さんは既にエレファントカシマシのカバーアルバムで
東京スカパラダイスオーケストラとのコラボで参加していますし
主演ドラマの主題歌のCDも発売されていますが
やはり舞台での歌となりますとニュアンスが異なります。

しかし実際に2回公演を観させていただきましたが
それは素晴らしい出来栄えでした。

佐渡の三世次は流れるような溢れるような
歌とはわからないくらい耳に心地よい歌を
自然にしかも刺激的に歌い上げていました。
歌の持つ魔力に誘引され
又すぐに聴きたくなってしまうような中毒性を感じる程でした。

しかもその傾向は「天保十二年のシェイクスピア」で
歌われた歌全てに言える事でした。
実に素晴らしい音楽劇でした。


改めて菊田一夫演劇賞受賞おめでとうございます。

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2020年02月10日

天保十二年のシェイクスピア!観てきました





2月8日(土)日生劇場で開演を迎えました
「天保十二年のシェイクスピア」ですが
公演2日目の昨日9日12時30分からの公演を観てまいりました。

第一幕が12時30分から14時10分までで20分の休憩があり
第二幕が14時30分から16時5分まででした。
3時間35分という上演時間でした。

一生さん見たさの観覧でしたが
観てみればしっかりとした戯曲の骨組みと
しっかりとした役者さんの真骨頂を
目の当たりにするチャンスに恵まれ
私としてみればそれこそ芳潤とも言える
一日であったことは間違いありませんでした。

舞台の色、雰囲気は正に絢爛豪華というキャッチフレーズに
偽りはございませんでした。

それに伴う芝居、脚色そして音楽が私にとりまして
心震えると言えばよいのか琴線に触れるとでも言えばよいのか‥
心に刻印を押されたような舞台でした。

あの空間で流れる時間に乗って起こる出来事
つまりあの時の「天保十二年のシェイクスピア」という舞台は
2度と無いあの日あの時だけを目撃してしまった
あの場にいた人達だけものなんだなあと想いますと大切な記憶です。

高橋一生さん配役の「佐渡の三世次」ですが
百姓の出で醜い顔と体を持ちながら上昇志向が極度に強く
知恵を使いながら冷徹な所業をやってのけ
這い上がっていく人間です。




描かれている世界での三世次にとっては
自分という存在を最大限にアピールし
持っている力を良くも悪くも出し切った生き方だったと思うのです。

人間は与えられた時代、環境、容姿と対峙し
自分という存在を確認して生きていきます。
三世次は自分という存在をしっかり意識していたからこそ
あのような生き方を選ぶというよりそうするしか
なかったように感じました。
相対的な生き方だったと想います。

しかし気が付きますと
三世次は徐々に対峙するものが無くなっていくのです。
自分が見えなくなった三世次に与えられた運命とは‥

高橋一生さんの三世次は芯からの悪人には見えず
どこか哀愁が漂って見えました。
しかしその実しっかりと計算し言葉を巧みに使いながら
あまり自分自身の手を汚さず仕向けていくのが三世次の手法です。

劇中三世次が歌う歌はファルセットと地声とが交互に絡まり合い
台詞のように何気なく台詞もまた歌のようになめらかに
言葉の魔術師の如く周りの者をまるで演出家のように
自分の思い通りに操っていくのですが
この様の一生さんの芝居が
本当に見事で口をあけ見入ってしまいました。

三世次という存在はこの戯曲の中全てに有ります。
三世次の居ない場面においても人物達が話し行動する様子は
三世次が仕向けた事なのです。
高橋一生さんの三世次は見え隠れする三世次の存在を
抑えた芝居でしかも存在はしっかりと醸し出しながら
巧みにコントロールしていました。

流石と思ったのは視線を向ける眼力の強さが半端なく強く
大きく見開き睨みをきかす時の白目が極端に目立ち迫力がありました。
あの舞台化粧が功を奏しているのだと思いますが
三世次という人間がどれだけ真剣に生きているかが
伝わり胸が熱くなりました。

高橋一生という役者の演る三世次が
あまりにも三世次なので
一生さんをそこに窺い知る事ができないくらいで
すごい役者さんだなと改めて思いました。
しかしながらめくれ上がった着物の裾からお目見えする
ギュッとしまったふくらはぎの白さに思わず見入ってしまい
自分はなんという贅沢な時間を過ごしているのだろうと
同じ空間を大好きな役者さんと共有できる事に感謝しました。

あともう一つ‥この戯曲には濡れ場が何回も出てきます。
物語は濡れ場を機に転換していく仕上げになっているように思います。
男と女の結びつきが物語の芯を支え変化していく様が描かれる
そんな印象も受けました。

「天保十二年のシェイクスピア」もう一度観たいです。
っていうか何度でも観たいです。


ああ!神様!私に時間とチケットをたくさん
いただけないでしょうか

【追記】
GC階の席の私は20分の休憩時間に
トイレへ行ったのですが4つしかないGC階トイレに
1階席2階席の方々が並んでしまったので
長蛇の列となりました。
係員の方がGC階以外の方はご自分の階のトイレを
ご利用してくださいと指示した途端一挙に50人程が5~6人となり
お陰様で第2幕にギリギリ間に合いほっとしました。




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2020年01月15日

ロマンスドール!公開直前トークイベント付き試写会その3

試写会が終わり前の2列にマスコミの方々が入ってきました。
皆さんが取材の準備を整え終わると会場は静かになりました。
さあ一生さんと蒼井優さんの登場です

「きゃぁー一生さーん」っと私は小さく叫びました

それはもう近距離なのであまり凝視しては失礼なので
私は視線を時々ずらしてしまうという勿体ない事をしていました。

観終わったばかりの映画「ロマンスドール」の哲雄とは
ビジュアルが違い過ぎていることもあり私と同行した息子が
一瞬一生さんじゃないの?と思ったそうです。

私が知っている限り一生さんは作品によって
大げさではなく恐ろしく変貌する役者さんです。

ヘアースタイル、体重の変化、眉のかたち濃さはもちろんですが
何と言っても雰囲気がガラリと変わるのです。

見慣れていない人にはわからない時があるようです。
という私自身も「Woman」の放送時
澤村友吾先生が一生さんだと
ほんの少しの時間ですが気がつかなかった事があります。

お近くで拝見させて頂きますとお痩せになったかなと感じました。
つやつやピカピカのお肌の頬に頬骨がうっすら浮き出ていました。
2月からの舞台「天保十二年のシェイクスピア」で演る
佐渡の三世次の骨格なのでしょう。
お陰様で2月9日の公演に行ける事になっています。



一生さんと蒼井優さんは今回MCなしで
先にアンケート用紙に記入し提出したお二人への質問を
くじ引きのように
一枚づつ引きながら答えるという形式で進行されました。

この部分についてはすでにYou Tube等で流れております。
https://www.youtube.com/watch?v=kkEFB-IiHO8
https://www.youtube.com/watch?v=a0wMGV0Q6S8&t=76s

生一生さんの印象は思ったより華奢のようではありましたが
履かれている太めのズボンの下に
しっかり筋肉の付きました太ももの気配は感じることができました。

そして‥

繊細な雰囲気が漂い周りを清々しい風が吹いているかの如く
余計なものを削ぎ落とした行者のような印象でした。

無駄な世俗に塗れていないような清廉さを醸す一生さんには
触れてはならない禁断の空気感が漂います。
頓着があるようでなく、刹那的とも思える時間を纏った様子は
手をのばしても届く場にはいないのです。
だから探し出して追ってしまうのです。
見失わないように‥

ますますズブズブと沈んでいく私でございました

美しいお顔と肌理細かいお肌と手の甲の血管と細そうな髪‥
お話をするたびに動く喉仏とお役の為に薄く整えた眉
そして会場全体を把握する視線‥
もしかしたら‥私の姿も視野に入ったのかな?と思う程
手を伸ばせば届く距離で拝ませて頂き本当に夢を見ているようでした。

ありがとうございます

蒼井優さんは自然体でそのままと言う感じでした。
気取りもなく誇張もなく
壇上なのに一生さんと喫茶店でお話をしているような
気楽な雰囲気を醸し出していました。

はぁーっぶはーっ!!!





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wxy812 at 15:56|PermalinkComments(0)