坂元裕二

2020年06月26日

スイッチ!坂元裕二脚本、漸く観ました!



2~3分観て、ああ!
坂元裕二さんだとわかりました

坂元裕二さんが戻ってきたと想いました。

あのセリフの独特な言い回し、言葉の種類が心地良いですねぇ‥
会話のやり取りを聞いていましたら
お久しぶりです!とご挨拶したくなりました‥

松たか子さんは相変わらず黒松さんでした。
予想もつかない行動に出る前触れは始めから漂っておりました。

そして阿部サダヲさんは?え?どうなんだ?と思い見ていると‥
感情の抑制ができなくなった相手を遠隔で察知し
押し留めようとする姿はまるで
悪魔祓いのエクソシストのようでもあり
信心深く愛情深い牧師さんのようでもありました。

お二人共坂元裕二さんの創る世界の住人なっていて
どこかミステリアスで不器用で素朴で真面目で滑稽で
そして饒舌で食事はしっかり摂っていそうです。

怒りを抱えながら冷静に戦う姿勢や
目盛りが振り切れてはじける姿や
切なく悲しくそして楽しい姿が興味深くあぶり出されていました。

「人生には時に選択肢が訪れて
選んだ人生と同じだけ選ばなかった人生があって
時に人は選ばなかった方の人生を眩しく思う。
まるでスーパーマーケットで
もともと並んでいたレジのように。」

『駒月直(阿部サダヲ)と蔦谷円(松たか子)は16歳の高校生の時
死者20人を出したトンネル崩落事故で
バスごと生き埋めになったのですが奇跡的に救出されます。
生存者はこの二人だけで
不幸にもこの時お互いに両親を亡くしました。

トンネル崩落事故の合同追悼式で二人はお互いの存在を認識し
その後、付き合うようになるのですが
トンネル崩落は建設会社と県知事との癒着が絡んだ
ずさんな工事が原因であるという噂を耳にします。

この時「スイッチ」が入った円はナイフを持って
県知事選挙当選に沸き立つ会場へ向います。

が、直が阻止し事なきを得ます。

しかしこの時から始まった円の「スイッチ」は
罪を犯しても法で裁かれる事の無い腹に据え兼ねる輩を見ると
生かしてはおけない!と強く反応し
反射的に「スイッチ」が入ってしまうようになります。

描かれてはいませんが初回を含めると7回の
いわゆる殺人未遂寸前の行為を円は決行していたわけです。

全て駒月直が阻止してきたようです。

16歳で経験した悔しく悲しい想いをなんとか晴らすために
その後、駒月直は検事に蔦谷円は弁護士になります。

そして‥崩落事故の県知事を別件で起訴し刑務所に入れる事ができ
積年の想いを遂に叶えたのですが
直が検事として出世できないのは
この時の立件が尾を引いているらしいし
当時共に暮らしていた直と円は別れる事になるし
その他にもいろいろな人達を巻込んでしまい
代償は大きかったのです。』


二人は遠隔地にいながら帰宅時冷蔵庫からカルピスの瓶を取り
コップに氷を入れ水で薄めて飲みます‥刻印のように‥
ストローでズズズッーっと音を立ててカルピスを飲んでいても
誰からも叱られなくなってしまってから随分と経ちました。
二人が刻んできた時間は
二人以外の者が覗き込むことはできないはずです。

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                テレビ朝日 スイッチ

二人は別れて13年になりますが
新恋人ができるとお互い紹介しあい
相手の様子みるという不思議な事をするようになります。

お互いに納得できる相手を見届けたいという心理もあるのでしょう。

直は円の「スイッチ」も気になりますし‥
しかしそれは二人の聖域でもあるわけです。
だとしますと誰もこの二人の領域に踏み込む事はできないのでは?
と想いますが‥本人が相手に自らの詳細を話せば別ですが‥
でも本人に説明するつもりもないでしょう。

ある日、二人は衝動的にキスをし抱き合いますが
それ以上の事は無く、結局よりを戻しはしませんでした。

そして‥新恋人との4人の食事会に再び挑むのです。

ごちゃごちゃ考えるから人間はサルよりも劣るのかな‥
何も考えずにスパッと選んで
選んだら又何も考えずに進めばそりゃー楽でしょうねえ‥

               
お互いの幸せを願っているのは確かな事なのです‥
二人はどこへ行き着くのでしょうか?
それは今回は描かれていません。

ただ新恋人との会食がそれなりに楽しく進み
ドラマが終わろうとするその時‥

あの大本の元県知事をレストランで見かけるや否や
円に「スイッチ」の入る兆候が‥
勿論、直がそれを見逃すわけはありません。



今回、ドラマの中での事件の話は長くなりますので端折りましたが
お弁当屋さんの役で出演の石橋静河さんの存在感が好きでした。



そして‥
今回このドラマの中に「東京ラブストーリー」「カルテット」
「最高の離婚」等が編み込まれていて坂本さんの始動の想いが
伝わってきました。


あと‥
この夏は絶対カルピスを買うぞと思いました。
そしてストローでご法度のズズズーッをやってみよう!
「カルテット」のすずめちゃんも同じ領域ですね。ズズズッーッ!
しかし、私にはまだ粗相を叱る老母がいましたよ‥

とりとめもなく‥スミマセン。



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2020年05月20日

坂元裕二さん脚本のリモートドラマ



坂元裕二さん!ドラマ脚本復活です
連続ドラマではないのですが、ドラマですので嬉しいです。

2018年11月12日NHKプロフェッショナル仕事の流儀
「生きづらい、あなたへ~脚本家・坂元裕二~」で
坂元さんが2018年3月に
連続ドラマ執筆休止宣言をしたという事を知りました。

放送時には舞台脚本を手掛けていらっしゃいました。

その坂元裕二さんが今回のNHKテレワークドラマの脚本を
手掛けると聞きましてビックリしたと同時に狂喜乱舞しました!

が!あ!そうかあ‥高橋一生さんは前回森下佳子さん脚本で
「転・コウ・生」を柴咲コウさん、ムロツヨシさんと
決めまくったばかりですものねえ‥

ああ‥そうですか‥今回もまた一生さん登場という
わけにはいかないですよね。

坂元さんの脚本は少数派向けの内容が多いのです。

じっくりと観ていますと面白いです。
心が助かる言葉が数多く現れるのです。

そして‥この上なく優しいことに気づいたりします。

この豪華メンバーのドラマがどんなメッセージを
伝えてくれるのか胸が痒くなる位ワクワクします。
私はコロナのことがなければ
この4月19日に坂元裕二さん脚本の朗読劇を観覧する予定でした。
しかも読み手は高橋一生さんでした。
コロナで公演は敢え無く中止となりました。

魅力的な言葉を放ち私達を誘ってくれる坂元裕二さん
リモートドラマは現在の状況を鑑みてどの様な鏡面ドラマに
仕立てていただけるのかがとっても楽しみです。




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2020年04月28日

高橋一生さんと宮藤官九郎さん

高橋一生さんと宮藤官九郎さんのお二人は
あくまでも私の視点からなんですが御縁があります。

2000年のTBSドラマ「池袋ウエストゲートパーク」は
宮藤官九郎さんの脚本です。
そして19歳の一生さんは
主人公の長瀬智也さん演じる真島誠の中学時代の同級生で
優秀でありながら高校を中退し引きこもりとなった森永和範役でした。
和範は誠に再会したことにより得意のパソコンを駆使し
情報収集に精を出し後に情報屋となり
ネットカフェをオープンするまでに至ります。

ちなみに一生さん演じる和範の母親役はキムラ緑子さんでした。
後のドラマ「僕のヤバイ妻」ではお二人は偽装夫婦役でした。


2003年の映画「世界の中心で愛を叫ぶ」で
主人公の松本朔太郎の高校時代を森山未來さん
その親友の大木龍之介役が高橋一生さんでした。

そして大人になった朔太郎が大沢たかおさんで
龍之介が宮藤官九郎さんだったのです。
ちなみにこの時の共同脚色の一旦を担っていましたのが
坂元裕二さんでした。

にしましても皆さん想像してみて下さい。
高校生の高橋一生さんが
10年20年を経ると宮藤官九郎さんになる?って?‥

はぁ?‥ありえなだろうううがぁぁぁああ
映画で見た時「え!??」って納得するのに時間を要しました。

官九郎さん自身も
「一生くんが大人になったら俺になっていたんですよ?‥」
「一生くんいつまで待ってても俺にならないもん」って
おっしゃってますやん

まあそれはいいとしまして
その後高橋一生さんは2006年の昼ドラで「吾輩は主婦である」に
朝野匠(夜のしずか)という作家役で出演してました。
主婦に文豪夏目漱石が乗り移るという設定の
このドラマの脚本が宮藤官九郎さんでした。
しかも一生さんの役柄のビジュアルが
まるで宮藤官九郎さんと見紛うほどで話題になりました。



そして2011年の「11人もいる」の脚本は宮藤官九郎さんです。
一生さんは第7話に外山謙介役で出演していますが
ここでも一筋縄ではおさまらない役で出演しております。
下のお写真は外山役の一生さんと真田メグミ役の広末涼子さんですが
実はこの二人交通事故の加害者と被害者なのです。
なんと真田メグミは外山の運転するトラックに轢かれ死亡しています。
享年30歳でした‥ってことは‥外山の横で腕を組んでいるのは‥

DSCF8186


その後2017年の坂元裕二さん脚本「カルテット」では
一生さんと宮藤官九郎さんは同じ病室の入院患者という
シチュエーションで奇妙な縁の者同士の役でした。
家森論高と同室の男性は
巻真紀(松たか子さん)の夫巻幹生(宮藤官九郎さん)でした。
この時の偶然の出来事が後の偶然を装う出来事のきっかけ
ということになるのでしょうね‥


最初に書かなければならないのに忘れていました。
1999年にTBSで放送されましたテレビドラマ
コワイ童話シリーズの中の一作「親ゆび姫」がありました。
この作品も脚本が宮藤官九郎さんでした。
幼い頃から馴染んでいる童話を現代的にアレンジし
童話に潜む残酷性、猟奇性、猥雑性が表現されています。
宮藤官九郎さんにとってTVドラマ初単独脚本デビュー作でした。

高校の同級生である君島(高橋一生)を
好きでたまらない冴子(栗山千明)は
ストーカーのような行為を君島に繰り返していました。
そんな時冴子は得体の知れない男から赤い液体を手に入れます。
その液体とは人を小さくしてしまう魔法の液体でした。
そしてある日冴子はその液体を‥‥


君島役の高橋一生さんはこの時18歳ですが
物語の中の君島の捉え方がとても冷静だと思います。


冴子に対する表情の変化がゾッとするほど冷徹で
相手に対する容赦ない様子が窺えます。
冴子といい君島といい若い人特有の残酷さが
リアルに現れていて印象に残るドラマです。




で、で、で‥何をかくそう!!クドカンさんは
大の田中麗奈さんのファンであることを
以前はばかること無く公言していましたが
御存知の通り一生さんと田中麗奈さんは‥‥そのう‥ねえ
なんか‥ねえ‥御縁があるんですよねえ

ということで以上業務連絡でした。



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