安良城ゴン

2019年09月22日

凪のお暇!旅立ちなんだよね‥でも‥

「凪のお暇」良かったですねえ‥
私の推しは高橋一生さんです。

一生さんの出演番組は都合がつけば必ず観ます。
無理な時は録画をして必ず観ます。
私にとって最高のレベルワンの超弩級の至福の時間でございます。

この度の「凪のお暇」は超超超弩級でした。



慎二の凪を守る姿勢は間違いでした。
大好きな凪を抱えこんで自分の思い通りにしてしまった‥
体(てい)を繕って生きる慎二は
密かに天パーヘアを必死にストレートに伸ばす凪の姿をいじらしく思い
凪を守らなくてはと決意したのは良いのですが
天パーの凪を守るのではなく
ストレートヘアにして
体(てい)を整え生きる姿勢の凪をそのまま守ろうとしたのです。

でも凪の里帰りの後を追った慎二は
その時初めて凪の髪はそのままでいいと凪に告げます。
要するに慎二はどんな凪でも全て受け入れていたのです。

他人に対して頗る上手に振る舞うことが出来る慎二なのに
自分の気持ちを凪に伝える事だけが超下手という事実が
慎二の想いを凪から遠ざけた一因なのは言うまでもないです。

凪を想う強い気持ちが慎二を感情的にしていまい
カラカラと空回りしてしまったのでしょう。
肝心の凪に伝わってはいませんでした

そうです‥‥凪は慎二自身を見てはいなかったのです
凪の都合で慎二と付き合っていたのですから‥
だからアッチのサービスが良かったというのは
慎二と早く結婚をして体裁を整えたいという下心があったのです。

ゴンさんの場合は慎二と正反対のタイプということで
興味をもってしまったのでしょうね‥
ゴンのことを凪は好きでした。
が、こう言っちゃあなんですけど
旅の途中のアバンチュールっぽい感覚だっような気がします。

お暇以前の凪は会社でも実家の母との間でもどこでも
息苦しいまま自分自身を出せない状態で生きていました。
多分凪は自分がアダルト・チルドレンである事に
気がついていないのです。

ところがひと夏のあの空間でのお暇によって
凪は28歳の自分に未だにまとわり付いていた
卵の殻を全て取り除く事に成功したのです。
凪のお暇中に付き合って頂いたアパートの人々
坂本さん、バブルのママや従業員その他の方々との出会いは
凪にとって奇跡のような人生の指針になったのです。

凪のお暇はターニングポイントだったのですね。

そうなると今まで自分を取り巻いていた環境に対して
違和感を覚えるのは当然です。

いままで凪が観ていた景色は嘘では無く現実ではあったのですが
殻が邪魔して全体が見えづらかったのです。

殻が排除された凪の目の前に広がるのは
以前とは比べ物にならないくらい
広くて深くて色使いの豊富な景色ではないでしょうか?

慎二やゴンさんは凪にとって殻付きの頃の存在なのです。
もう景色の中に二人の姿はないのです。
でも慎二もゴンさんも凪の殻の排除に
なくてはならない存在であったのは確かです。

そうなんだなぁ~

舞台で考えると凪と母親の生活場面が第1ステージ
東京でのOL生活や慎二とのお付き合いの場面が第2ステージ
で、お暇中が第3ステージっていう感じかしら?

そして今とうとう第4ステージが開幕されたところなのかな‥

ああ‥‥こうやって分析して自分を納得させているのですが
ゴンさんはもちろん可哀想でした。
でもそれ以上に
慎二が非常に辛い想いをしているんだろうなと想像します。



同じアダルトチルドレンの慎二は
凪がどんどん自分から遠ざかるのを目の前で見ていたし
最後まで自分なりに凪を守る気持ちに嘘はなかったのす。
凪と破談になったあの場面で
慎二は自分自身も凪と同じ境遇であることに気がついたのです。
だから‥慎二も卵の殻はとれたはずです。
でも凪が大好きだった慎二の前に広がる景色は
凪とはだいぶ違っているのかもしれません。
しかし慎二だったら大丈夫そう思います。

もう空気を読むことのない慎二との最後のデートで
凪は慎二のハグを拒否しました。

振り返らずまっすぐ前を向いて歩こうとしている自分を
認めたかったからなのでしょうし
もうそこには戻らないよという凪の意思表示と同時に
それが慎二へのエールだったと思うのです。

アパートの住人達も全員それぞれの道を見つけ歩もうとしています。

旅立ちのドラマなのに祭りの後のような寂しさを覚えます。

暑かったひと夏の
余韻冷めやらない火照った想いを
ひんやりとした秋風が
まるで冷ましてくれるかのように静かに流れます。

はぁ~

いいドラマでした。

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wxy812 at 08:38|PermalinkComments(0)

2019年09月20日

凪のお暇!とうとう最終回‥

終わってしまいました。

凪のお暇界隈のザワザワした高揚感が終わってしまう‥

気持ちが盛り上がるドラマほど比例して喪失感は激しいです。

おんな城主直虎以来の一生さんの
表情筋の妙を堪能したドラマだっただけに淋しいです。

このドラマは登場人物達がとっても生き生きと
しかも背景もしっかり描かれている事により
回を追うごとに厚みと幅を増すという
ドラマとしては理想的な展開になっていったと思います。



そして‥お暇の出口は‥‥どうなるの‥‥

モテキ‥花いちもんめ‥
緑さんのお暇か‥そうかあ‥緑さんもお暇していたんだ‥

慎二とはヤッパリ‥

でもゴンさんとお幸せにね凪ちゃんって思っていたんですが
うーん‥そうなるかあ‥おことわりですか

あああ~あああっああああきつい

うーん納得しなければね‥
花いちもんめは欲しい子を選ぶのって緑さんが言っていました。
ゴンさんも慎二も欲しくないのか‥凪ちゃんはぁ

いいじゃないですかあああああああ

ちょっと混乱しております。大人にならねば

一からやり直し。

でも凪にはとってもいいことなのかもしれないです。

誰にも依存せず生きることで
全く違う生き方ができますものね。

しかしながらこう言っちゃあなんですがねえ
慎二じゃあだめなのねえ慎二じゃあさああ凪ちゃん

結局私は慎二派だったってことがバレちゃったじゃないですか
心のどこかで凪の隣には慎二が似合うと思ってしまっていました。

もったいないうわーんん

後日ゆっくり感想を書きますショック

もう寝ます




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wxy812 at 23:14|PermalinkComments(0)

2019年09月18日

凪のお暇は深くて広い‥初めの印象と違う

人間は生まれ落ちた途端
自分を取り巻く環境から影響を受けて育ちます。
もしかしたら母親のお腹に存在を有した瞬間から
すでに始まっているのかもしれません。

登場人物の凪、慎二、ゴン、うららちゃん、坂本さん、緑さんを
観ていますとそれぞれ生まれ育った環境と
現在に至る過程が想像されます。

生まれた時の環境は本人の意思に関係なく
そこに存在しているものなので
自立するまでは否応なく付き合って行かねばなりません。

環境は物事の捉え方、考え方、生活仕様、方向性など
人間としての土台に関わってきます。

環境をどう感じどう捉えるかは
持って生まれた気性や時間の流れにおいても
それぞれ違ってくるのでしょう。

どのような環境で育ったとしても数多くの人々が
何れは現在の自分に疑問を持ったり、苦しんだり、後悔したり
息苦しさを感じたりすることはあると思います。

今まさに凪や慎二などはこの状態ですし
緑さんは何十年もたってから漸く自分と向き合おうとしています。

順風満帆で悩み無く明るく楽しく生きている人は
稀でしょうねえ。



その中で私が気になったのはゴンさんです。
今まで多くの女性と関わり
凪ともアッチの関係をあっという間にもった仲なのに
凪に初恋をしたことにより
凪の手に触れるだけでも躊躇してしまうほどに変様してます。

自分以外の他の人間を愛する
という感情に遅ればせながら目覚めたのでしょうね。

今までのふわ~っとして捉えどころのない様子は
ゴンさんの生まれ育った環境にもよるのでしょう。

ゴンさんは自分以外の存在に興味がなく人と繋がる事にも疎く
流れる時間においても刹那的な感覚で過ごすので
今にしか関心がなかったのです。

愛を感じる体験が希薄だったと想像します。
優しくて全てを受け入れてくれる雰囲気を醸し出しているゴンさんは
多くの女の子達と懇ろになりアパートの鍵を
彼女たちにばら撒くように渡すのです。
鍵を渡したと言ってもゴンさんには後も先も無いことなのです。

暖簾に腕押し状態のゴンさんからは何も返ってきません。

ゴンさんにのめりこんだ女の子達の
ぽっかりと空いた大きな穴を埋めるものは
壊れてしまう自分を鎮める涙の海だったのかもしれません。

しかしゴンさんの愛を感じ取るアンテナは
凪に恋をする事により漸く正常に働き始めたのです。

人間感覚が正常に働き始めると
今までの自分の行状を恥ずかしくさえ思うものですよね。

よく若気の至りでとんでもない事をしてしまったなどと聞きますが
それと同じようなニュアンスですよね。
私なども例外ではなく
よくあんな事をひと目も気にせずやっていたものだと
後から考えると赤面するほど恥ずかしいことがあります。

世の中の仕組みを理解したり
人間的な成長を遂げたりして初めて見える事があるものです。

ゴンさんの場合は凪によって
人としての温かい感情が体に走るのを感じ取る事が出来たのです。
 
人間が何かに気づく時そこには必ず他の人間との関わりがあります。

そして今までと違った景色を観る事になるんですよね。

とうとう最終回です。

今となっては凪が誰とくっつくかという想いは薄れてしまいました。
このドラマそういう問題じゃないって事に気がつきました。
凪も慎二もゴンさんも
もっと色使いの豊かな景色をめざし羽ばたいてください

はじめの印象とこんなにも違って見えるドラマって初めてかも‥




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wxy812 at 18:10|PermalinkComments(0)