月遅れおの盆

2020年08月14日

月遅れのお盆です




松本の母の実家も甲府の父の実家も
月遅れのお盆を迎える土地柄でした。

ですから現在住まわっている私の実家も
必然的に月遅れのお盆を迎えました。

いつもでしたら玄関先で麻幹と線香で迎え火を焚くのですが
昨日は夕方5時頃から雨風が急に来たものですから
中止し、早めに盆提灯に明かりを灯しました。

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亡くなった夫の実家もお盆は月遅れでした。
毎年お盆の前にはお施餓鬼のため菩提寺へ出向いていました。
お寺の本堂は途中からクーラーが設置されましたが
嫁いだばかりの頃はクーラーがなく扇風機だけでしたので
大勢の人いきれもありとても暑く
扇子や団扇でパタパタあおいでいました。

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                    お施餓鬼

世知辛い事情で私と息子は亡くなった夫の姉弟と縁を切りました。

長男である夫の遺骨は夫の実家の菩提寺のお墓へ納めています。
現在墓の施主は息子ではなく夫の弟となっています。

12年前長男である息子を亡くし逆さ別れを経験した義父は
自分亡き後は家屋敷の相続とお墓の施主を孫(私の息子)にとの
公正証書遺言を作成しました。
しかしある日突然何もかも書き換えられていたのです。

私と息子は争いより心の平安の方を選択し
夫の姉弟とのお付き合いは一切することをやめました。

お墓の中には夫の父母も今は一緒ですし、祖父母もいますので
そのままの状態で良いと想っています。

幸い菩提寺は近郊の駅近にありますので
息子一家も私も好きな時に参っております。

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遺骨は勿論大切だと想うのですが
海や山や野に散骨も良し合葬も良しという考えで
お墓という形態にあまり重きをおいていません。

家の片隅に小さなお位牌や写真があれば
いつでも花と心を手向ける事が出来ますし
それだけで良いと想っています。

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16年前亡くなった父の遺骨は
甲府の菩提寺にある先祖代々の墓に納めました。
しかしここ何年か参っておらず施餓鬼の世話人会へ義納金(塔婆共)と
お寺へ盆暮の付け届けを送っていますが
あとをどうするのかは弟夫婦の裁量次第です。

お墓の事情は昨今いろいろと耳にしますが
そろそろ私自身どうするかはっきり決めておかなければと想います。

白洲次郎さんのように
「葬式無用  戒名不用」といきたいものです。
私の場合は墓石も不用なので合葬で良いかなとも想います。

いざ見つけるとなりますとなかなか難しいものです。








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wxy812 at 15:43|PermalinkComments(0)