有明泰輔
2019年11月02日
「流星の絆」は大好きなドラマです!
流星の絆…
— やま (@HiHisakuniph) October 31, 2019
好き過ぎて中学生ながらあの分厚い原作を読み倒せたんだよなあ、もう一度観たいなあ#流星の絆 pic.twitter.com/7mcRZnN5Bz
家族三人で夫の実家に引っ越しをして
ダンボールの荷もまだそのまま積み重なっている
12月28日の仕事納め翌日の早朝
夫は救急車で病院へ運ばれ
翌年の葉桜が目に眩しい頃
あっけなく死にました。
そんな悲劇に見舞われた私は
気がつくと茹だるような夏の暑さを迎えても尚
死後の手続きやその他諸々の後始末に奔走していました。
その上夫の両親の介護手続き等も加わって
心も体もヘトヘトになりながらふっと気がつくと
私の周りを金木犀の香りが包むように漂う頃となっていました。
テレビを観る余裕などない私でしたが
第一話だという10月期のドラマをなんとなく
観ることもなく流して書類等の整理をしていたのですが
「獅子座流星群」という言葉に思わず反応していました。
その言葉が誘い水となり
私はそのドラマの中にすっかり入り込む事になりました。
それが「流星の絆」というドラマだったんです。
2008年の事でした。
「獅子座流星群」の大出現が騒がれた1998年は
マスコミも世間もこの話題にヒートアップしていました。
世間のムードにたがわず当時11月の流星群極大日の寒い夜
私達家族は地元の高台へ出向きました。
するとすでに100人以上と思われる人々が天体ショーを見ようと
集まっていたのです。
その時の在りし日の夫を含む家族の思い出が蘇ったのです。
「流星の絆」の設定ですと1993年秋の獅子座流星群を
小6の兄有明功一(二宮和也)と次男の小4泰輔(錦戸亮)
末っ子の小1静奈(戸田恵梨香)が
神奈川県の横須賀で洋食屋「アリアケ」を営んでいる
両親に内緒でこっそりと見に行く計画を立て実行しました。
そして‥‥
流星群を観て家に戻った三人が目にしたのは
変わり果てた両親の姿だったのです。
「流星の絆」は東野圭吾さんの同名小説を
宮藤官九郎さんの脚本でドラマ化したものです。
夜10時からのTBS金曜ドラマで
2008年の10月17日から12月19日まで放送していました。
「ハヤシライス」と
「大人になったら真犯人捜してさ、三人でぶっ殺そうな」が
キーワードのドラマでした。
実は宮藤官九郎脚本という事に気がついたのが5年位前の事でした。
本筋はシリアスなのに仕立てがコミカルだった原因が
ここにあったのか…と、なんとなく頷きました。
でも、だからこそシリアスな部分がより染み入った感がありました。
#流星の絆好きな人RT #流星の絆好きな人と繋がりたい #二宮和也好きな人必見 pic.twitter.com/fdwf3DXD4a
— choko (@choko1126os) December 4, 2016
主題歌は嵐の「Beautiful days」
挿入歌は中島美嘉さんの「ORION」なのですが
今でも強く印象に残っていてふっと口遊む事がよくあります。
ドラマの内容と融合しすぎて例えようもなく切ない思いになり
今でも胸がキューンとします。
そして当時の自分の心境とも相まって
このドラマはなぜかずっと後を引いているドラマです。
金木犀の香りが漂う頃になりますと強く切なく思い出すのです。
現在放送中の朝ドラ「スカーレット」のヒロイン戸田恵梨香さんが
あの時の静奈ちゃんである事を思うと
この方はとっても良い役者人生を送られているなあと思います。
兄功一役の二宮和也さん
次男泰輔役の錦戸亮さんの活躍は言わずもがなです。
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wxy812 at 22:31|Permalink│Comments(0)