東京ラブストーリー
2020年06月26日
スイッチ!坂元裕二脚本、漸く観ました!
\🎬放送決定📺/
— ドラマSP『スイッチ』公式(テレビ朝日) (@Switch__0621) June 7, 2020
阿部サダヲ × 松たか子
脚本家・坂元裕二の最新作🖊️
ドラマSP『#スイッチ』放送決定✨✨
元恋人同士の検事と弁護士が繰り広げる圧巻の饒舌バトル⚡️
😎リーガルサスペンス ✖️ ラブストーリー😍
どんなドラマになるのか、ワクワクがとまらない…😝
6月21日(日)夜9時~テレビ朝日系 pic.twitter.com/dE7w3s3Qha
2~3分観て、ああ!
坂元裕二さんだとわかりました
坂元裕二さんが戻ってきたと想いました。
あのセリフの独特な言い回し
会話のやり取りを聞いていましたら
お久しぶりです!とご挨拶したくなりました‥
松たか子さんは相変わらず黒松さんでした。
予想もつかない行動に出る前触れは始めから漂っておりました。
そして阿部サダヲさんは?え?どうなんだ?と思い見ていると‥
感情の抑制ができなくなった相手を遠隔で察知し
押し留めようとする姿はまるで
悪魔祓いのエクソシストのようでもあり
信心深く愛情深い牧師さんのようでもありました。
お二人共どこかミステリアスで不器用で素朴で真面目で滑稽で
そして饒舌で食事はしっかり摂っていそうです。
怒りを抱えながら冷静に戦う姿勢や
目盛りが振り切れてはじける姿や
切なく悲しくそして楽しい姿が興味深くあぶり出されていました。
「人生には時に選択肢が訪れて
選んだ人生と同じだけ選ばなかった人生があって
時に人は選ばなかった方の人生を眩しく思う。
まるでスーパーマーケットで
もともと並んでいたレジのように。」
『駒月直(阿部サダヲ)と蔦谷円(松たか子)は16歳の高校生の時
死者20人を出したトンネル崩落事故で
バスごと生き埋めになったのですが奇跡的に救出されます。
生存者はこの二人だけで
不幸にもこの時お互いに両親を亡くしました。
トンネル崩落事故の合同追悼式で二人はお互いの存在を認識し
その後、付き合うようになるのですが
トンネル崩落は建設会社と県知事との癒着が絡んだ
ずさんな工事が原因であるという噂を耳にします。
この時「スイッチ」が入った円はナイフを持って
県知事選挙当選に沸き立つ会場へ向います。
が、直が阻止し事なきを得ます。
しかしこの時から始まった円の「スイッチ」は
罪を犯しても法で裁かれる事の無い腹に据え兼ねる輩を見ると
生かしてはおけない!と強く反応し
反射的に「スイッチ」が入ってしまうようになります。
描かれてはいませんが初回を含めると7回の
いわゆる殺人未遂寸前の行為を円は決行していたわけです。
全て駒月直が阻止してきたようです。
16歳で経験した悔しく悲しい想いをなんとか晴らすために
その後、駒月直は検事に蔦谷円は弁護士になります。
そして‥崩落事故の県知事を別件で起訴し刑務所に入れる事ができ
積年の想いを遂に叶えたのですが‥
直が検事として出世できないのは
この時の立件が尾を引いているのは確かなようですし‥
当時共に暮らしていた直と円は別れる事になってしまうし‥
その他にもいろいろな人達を巻込むこととなり
多くの代償を払わなければ到達できなかったのです。』
二人は遠隔地にいながらも、帰宅時に冷蔵庫からカルピスの瓶を取り
コップに氷を入れ水で薄めて飲みます‥それはまるで儀式のようです‥
ストローでズズズッーっと音を立ててカルピスを飲んでいても
誰からも叱られなくなってしまってから随分と経ちました。
二人が刻んできた時間は
二人以外の者が覗き込むことはできないはずです。
テレビ朝日 スイッチ
二人は別れて13年になりますが
新恋人ができるとお互い紹介しあい
相手の様子みるという不思議な事をするようになります。
お互いの相手を見届けて、確認したいという心理があるのでしょう。
直は円の「スイッチ」も気になりますし‥
しかしそれは二人の聖域でもあるわけです。
だとしますと誰もこの二人の領域に踏み込む事はできないのでは?
と想いますが‥第三者に自らの詳細を話せば別ですが‥
説明するつもりもないでしょう‥
ある日、二人は衝動的にキスをし抱き合いますが
それ以上の事は無く、結局よりを戻しはしませんでした。
そして‥新恋人との4人の食事会に再び挑むのです。
ごちゃごちゃ考えるから人間はサルよりも劣るのかな‥
何も考えずにスパッと選んで
選んだら又何も考えずに進めばそりゃー楽でしょうねえ‥
お互いの幸せを願っているのは確かな事なのです‥
二人はどこへ行き着くのでしょうか?
それは今回は描かれていません。
ただ新恋人との会食がそれなりに楽しく進み
ドラマが終わろうとするその時‥
あの大本の元県知事をレストランで見かけるや否や
円に「スイッチ」の入る兆候が‥
勿論、直がそれを見逃すわけはありません。
ドラマの中での事件の話は長くなりますので端折りましたが
お弁当屋さんの役で出演の石橋静河さんの存在感が好きでした。
そして‥
今回このドラマの中に「東京ラブストーリー」「カルテット」
「最高の離婚」等が編み込まれていて坂本さんの始動の想いが
伝わってきました。
あと‥
この夏は絶対カルピスを買うぞと思いました。
そしてストローでご法度のズズズーッをやってみよう!
「カルテット」のすずめちゃんも同じ領域ですね。ズズズッーッ!
しかし、私にはまだ粗相を叱る老母がいましたよ‥
とりとめもなく‥スミマセン。
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wxy812 at 14:10|Permalink│Comments(0)