松本穂香

2020年09月10日

「竜の道」第7話!




いやーっ‥!第7話終わりました。
来週は第8話、2時間だそうです!

そもそも竜一が稔りの期待すら抱くことの出来ない
復讐という行為に執着し推し進めるのは誰のため何のためなのか‥

竜一は自分たち双子を引き取り大事に育ててくれた
養父母が受けた同等の苦しみを霧島源平に
味あわせたいという想いがあります。

そして自分はもとより美佐と竜二を辛い境遇へと追い込んだ
霧島源平から一家が受けた理不尽な行為への積年の憤りを
強いエネルギーを保ちながらずっと持ち続けていたのです。

復讐という感情はもともと気性の激しい竜一の中で
日に日に大きくなり怪物と化してしまった‥そんな印象を受けます。

そりゃそうだと想います。
霧島源平の阿漕な事業拡大の網の中に囚われてしまった
人の良い養父母を察する事もできず助けることも出来ず‥
中学生の身では訴える事も出来ず
雨の中ナイフを持って源平に向かうしか手はなかったのです。

親戚の家に預けられた兄妹3人はひもじい想い理不尽な想いを
甘んじて受け入れる他は無く
惣領の竜一は美佐に強くなれと励ましながらも
自分自身がとっても歯がゆかったと思います。

竜二は傍でそんな竜一の様子をじっと見ていました。

竜二は竜一と同様霧島源平に対し憤りを感じていたはずですが
竜一のような力任せの復讐というやり方は
端から考えてはいなかったと思います。

兄妹に冷たく当たる親戚のおばさんは家事に仕事に子育てに忙しい上
突然舞い込んだ自分たちの面倒をも見なければならず大変なんだからと
美佐に言い聞かせるような俯瞰で物事を捉える冷静で優しい性格です。

美佐はそんな両極端の気性を持つ双子の兄二人から諭されながら
竜一が焼死した後も竜二に見守られ
働きながら大学を卒業し小学校教諭として
強く逞しく優しく生きる事が出来ていたのです。



第7話は妻を亡くし事業拡大に一層拍車を掛ける源平に
竜一は裏切り者の元取締役二見敏明を利用し
源平を殺人者に仕向けるべく曽根村に協力を仰ぎます。



しかしうまくいくかと思った計画は裏社会の掟により頓挫します。

その上竜一を嗅ぎ回るフリーライター沖和紀はだんだんと
核心へと近づき、とうとう兄妹達の親戚の家まで嗅ぎ当てます。
親戚から連絡を受けた美佐の知るところとなり
美佐は思いもかけないある仮説を胸に竜一の事務所を訪ねるのです‥
「兄、竜一は生きているかも知れない‥」


竜一はますます追い込まれてきます。



霧島の娘まゆみはすでに竜二なしでいられない様子が伺われ
竜二もまゆみを犠牲にするつもりは無いようです。

本来竜二は妹として育った美佐を異性として好きなのですが

美佐の好きなのは竜一だと確信していました。

竜二は美佐のためにこれ以上竜一に犯罪を犯してほしくはなく
二人の幸せを願っていたのです。


最終回を観るのが怖いような‥
しかし何があっても観なければおさまらない気持ちです。
今までのドラマではあまり感じ得なかったドキドキ感があります。











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2020年09月03日

「竜の道」第6話!



復讐計画は霧島家の懐へしっかりと入り込んできました。

息子、娘、は竜二に心を許し‥
霧島源平は竜二を見込んで娘の婿にと考えるまでになり
芙有子は明らかに竜二を気に入っていました。

竜一はコンサルタントとしてキリシマ急便に信頼を得ており
息子晃が父源平を社長の座から下ろすべく手はずは整っていましたが
不満を抱く取締役達の中から裏切る者が出る事と
弱気の晃に一抹の不安を覚えていました。

そんな中源平の妻霧島芙有子が病に倒れます。

端が驚くほど動揺し取り乱した源平の姿が炙り出されます。

二人はわだかまりを持ちながら駆け引きのような結婚をしました。
金で買われた妻という想いが芙有子を自己嫌悪に陥らせます。
源平は後ろめたい想いもあり歩み寄ろうとしましたが
芙有子のプライドが心を開かせなかったのです‥


もっと早くお互い腹を割って話しあえば良かったのにと想います。

源平の阿漕とも思える事業拡大に向けるエネルギーは
芙有子とのねじれた愛情の裏返しとともに
源平にとってのプライドでもあったのでしょう。

芙有子は源平に対して自分の素直な気持ちを告白し
『家族は敵ではありません。あなたと晃が協力し合えば
素晴らしい会社になる。お金や地位より
もっと大事なものを見つけていきたいのです。あなたと二人で』
と、したためた手紙を源平に託すよう晃に頼むのです。
その手紙を読んでしまった晃は
霧島源平社長解任の計画をどうしても実行できず頓挫します。

そして芙有子は亡くなります。

竜二はまゆみの心をしっかりと掴み
このままいけば結婚は間違いなしと思われ
晃からはもちろん
キリシマ急便の社員からも信頼されるようになります。



そして‥
霧島源平社長解任の取締役会議前日
社長の身体に関わる重要な情報を
二見敏明という取締役が社長側の竜二に密告してきたのです。

密告者は必ずいると踏んでいた竜一は
竜二に何か持ちかけてきた者がいたか確かめの電話します。

ここで竜二は「誰も来なかったよ」と竜一に嘘の報告をするのです。

竜二は竜一に委ねる事なく自らが動き
二見を違法カジノの件で警察に通報し逮捕に至らせます。

竜一が竜二の行為を詰ると
竜二は「殺しでもしたらこまるからだよ!おまえが!」と返します。

実は竜二の表情からは竜一の行動に追随せず
寄り添った感じが見て取れない、何か含みのある
微妙なニュアンスが見え隠れしている様子を
感じるようになってきました。



竜二は竜一に対しどのような想いをもって対応しているのだろう‥
得体の知れない危うさを感じてしまうのです。

「お前と俺は二人で一つだろ」と竜一を追った竜二の想いが
もしかしたら限りなく竜一と一つになるため
竜二が竜一を想う究極の優しさが
救いのない方向へと進んでしまわぬように祈るばかりです。

考え過ぎかな‥‥


霧島社長は社内の不穏な動きは感じていました。
そして竜一の経営コンサルタントを出入り禁止にします。


拘束を解かれた元取締役二見敏明は会社を首になった腹いせに
キリシマ急便の運転手が
過重労働で亡くなった事実を運輸省に告発するのです。

復讐のシナリオが晃の裏切りにより頓挫し
憤りを感じていた竜一は光明を見つけたように喜びます。

しかし‥‥

その事実を「私の方でもみ消しました」と
霧島源平社長に報告する竜二が映し出されます。

それは、竜一と相談しての行動だったのかな‥‥


今回は芙有子の入院がきっかけとなり
まゆみ、美佐、竜二、竜一、晃の5人が
偶然霧島家に集まるシーンがありました。
5人は夕食を共にしながら話すのですが
竜二と美佐の亡くなった兄竜一の事が話題にのぼり
美佐が竜一の思い出を口にすると
まゆみはすかさづ「その顔好きな男の話をする顔よ」と
指摘するのです。この事から美佐の初恋は竜一だった事が
想像できます。この時の竜二は容易く読み取ることができない
表情の変化を示すのです‥
なんとなく竜二の優しさがとっても深いところで
方向性を持つに至ったような気がします。




第6話も混沌としていましたが、なんとなく先がぼやけていますが
見えてきたような気が‥‥
私が考える方向性が本当にそうなのか?早く確かめたい気持ちです。




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2020年08月26日

「竜の道」第5話!



竜一は晃にクーデターを起こさせるべく
キリシマ急便の取締役の中から霧島社長に一番忠実で
影響力のある小田島聡介にターゲットを絞り
小田島の弱みを凛子たちに探らせます。

金儲けをするからと誘いブラジルから連れてきた凛子ですが
さすがに竜一の狙いはキリシマ急便である事に気がつき
会社、社員はそのためのダミーに使われている事を把握します。

そして小田島が会社のトラックにかけた保険契約の
継続を許諾する事で損害保険会社からお金を 
受け取っている場面に遭遇します。

しかし小田島の娘は拡張型心筋症でお金を必要としている事がわかり
小田島にクーデターを持ちかけた晃ですが同情し躊躇します。


フリーライターの沖和紀が入った飲み屋の隣席に
偶然にも竜一の元同僚が座って居たのです。
沖がカウンターに置いた竜一の写真を覗き見て
この男は斎藤一成だと証言します。
元同僚は勤めていた株業界紙の社長が亡くなった直後
斎藤一成は金庫の裏金10億とともに居なくなったという話をします。

沖は株業界紙の社長の遺児を探り当て当時の事を聞き出します。
遺児は社長が亡くなった日、慌てて家から出てきた男と遭遇します。
その男、竜一の顔を覚えていました。

そして10億を盗むため心臓発作を起こし苦しむ社長に
命の綱である薬を
竜一が与えずに見殺しにしたという仮説が浮上します。

沖は竜一の周りを執拗に嗅ぎ回ります。

竜一自身この出来事が夢に出てくるほど呵責を感じていました。

裏社会のドン、曽根村始は全てを把握しており
竜一を呼んで大丈夫か?と様子を窺います。



竜二は霧島まゆみを陥落させるべく付き合いを重ねます。

その間まゆみの父である霧島源平社長は
まゆみが付き合う官僚矢端竜二の身元調査の結果を見て
かつて自分が乗っ取った吉江運送の息子である事を知ります。
源平は竜二が復讐のためにまゆみに近づいたと勘ぐり
竜二を呼び探ります。

竜二は一瞬凍りつきますが、なんとか切り抜けます。

そして‥キリシマ急便の事業拡張の折国交省が監査に入るかどうか
コントロールする力は私にはないが
私はその力を御社のために使いたいと思っていると
源平に言ってのけます。

その頃美佐は竜一に会いに行きます。
ごろつき男に襲われ危機を脱した現場で竜一と会った美佐は
霧島源平への復讐を美佐が口外しないよう
竜一が美佐を尾行し見張っていたのではと思っていました。
竜二が竜一(和田猛)の手を借り復讐を企ているのではと推理し
あなたはそれを手伝っているのではないかと尋ねます。
もし兄を手伝っていて、そしてもし兄に何かあったら
あなたを許しませんと訴えます。

流石に竜一は疎外感を覚えずにはいられなかったと想います

それと同時に自分の復讐計画に美佐も竜二も巻き込んでいる
自分にやるせなさを感じたのしょう‥


竜一は竜二に復讐計画から外れるよう諭します。
外れて美佐を安心させてやれ、好きなんだろ?
血は繋がってないんだし‥それを聞いた竜二は烈火の如く怒ります。

あああ~二人共美佐の事が好きなんですね‥

竜一は人を一人殺している事を竜二に打ち明け
もし復讐が終わっても俺はもう普通の生活なんて許されない 
でもお前はまだ引き返せる
竜二お前は陽の当たる道を堂々と歩いて行ける

俺とお前はもう違うんだよ‥と竜一は竜二に吐露し部屋を出ます。

街を彷徨う中、晃から電話が入り
小田島を落としましたとの連絡を受けます。
晃は小田島へ脅しの証拠写真を送った竜一の行為を
快く思ってはいない様子でした‥

UDコーポレーションでは
契約成立の祝賀会で盛り上がっていました。
凛子は社長を待つ砂川に「ブラジルで初めて会った時‥
放ーっておいたら死んじゃいそうな目をしていました‥」
と呟くように言うのです‥


そして‥竜二は‥竜一を追い、それでも俺はお前と一緒にいくぞ!
お前と俺は二人で一つだろ?と‥
泣きながら二人は抱き合うのです‥

竜一の泣き顔がぐぐぐーっと胸にきてたまらなかった‥

第5話は登場人物の動きが激しくてズラーっと書いてしまいました。
と、いうより書きたい心境だったのです。

うまくまとまりません‥

正直私はこのドラマは冷静に観ていられない心境にあります。
あの冒頭の場面がどうしても刺さっていて‥
でも‥どのような段階を踏むと
あの場面へ行き着くのか見届けたいのです。

だんだんと二人の間に齟齬が見え隠れはしてますし
双子ですが二人の生まれ持つ性の違いはすでに歴然としています。      

怖い‥‥‥‥‥

一つの復讐劇が齎す事象は
利用する人間や思惑ある人間と引き合うという現象を孕み
そこから生まれるものは
どう考えても不幸な出来事ばかりなのでしょう。
しかも当人達は充分にそれを自覚しているのです。

にもかかわらず竜二は復讐が終わった後
柵の無い土地で又3人で暮らせたらと夢を竜一に語ります。
竜一は解っている事ではあったのですが
この時改めて自分と竜二の違いを強く意識したのだと想います。


このドラマはどんどんと引き込まれ
ドキドキ感とまさかと思っていた胸キュンと
昭和の薫りまで感じつつ、夢中になってしまいました。

俳優さん達の熱量を感じる
極上のお芝居はおかわり3杯をぺろりと
平らげる程の美味しさですし

人間の心情の変化の瞬間に微かに現れる機微すら感じとれる    
竜二の表情の妙に見入ってしまいます

観始めるとアッという間に一話が終わります。
そのくらい面白いです。



来週もとっても楽しみです!







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