渡辺陸

2021年03月24日

天国と地獄~サイコな2人~最終回

ネタバレ注意

とうとう最終回を迎えてしまいました。

さあ‥どうなるんだろう‥とちょっと心がざわざわしました。

奄美行きのフェリーの中で東朔也は告白し亡くなりました。

河原を先頭に船内へなだれ込んだ警察と一悶着あり
彩子と日高は東朔也を陸に頼み河原達から離れます。

「捕まるならあなたが良かった。
何も二人して地獄へ行くことはありませんよ」
と言いながら日高は彩子に腕を差し出すのです。



そして、なんと!
犯人隠匿、証拠隠滅で彩子も河原に手錠をかけられてしまうのです。

しかし彩子は東が使用し日高が保有していた凶器の石を示し 
証拠を押収した自分が逮捕されるのはおかしい!と直訴します。

更に逃亡幇助を問われた彩子は
東と話をさせてくれるなら日高が東の所へ案内すると言うので
両者確保のため取引に乗っただけであり
警察に連絡をした時点で案内をやめると言われた事を
十九川捜査一課長と五十嵐管理官に証言します。

取り調べの内容が日高、八巻の証言と合致したことで
彩子は始末書だけで処分を免れます。

ポンコツ八巻も日高も彩子を守る事に成功しました。

しかし日高の場合東朔也が亡くなってしまった以上
証言する人がいないという事になります。

捜査としては東朔也を主犯と見る方が自然の流れでしたが

なんと!日高は3件の殺人全てを自分が単独でやったと自供したのです。


捜査一課長が自白を尊重し日高を主犯!とした捜査の指揮をとったため
彩子は焦り送致取り調べを申し出ますが却下され
河原が担当することになります。

しかし捜査陣全体の空気は捜査一課長の陣頭指揮に一瞬戸惑います‥

彩子は日高が自分を守っていると感じていました。
日高が送致されれば日高が彩子の体で関与した事が
探られずに済むからです。



彩子は日高を絶対に送致させない事を念頭に
がむしゃらに走って走って走りまくり覆せる証拠を探り始めます。

日高は河原の尋問に対し全て単独の犯行であるとし
他の誰にも及ばない完璧な自供を淀みなく繰り返します。

日高の自供を覆す決定的な証拠をなんとか確保しようと
殺害された田所さん宅の防犯カメラから抜かれていたSDカードを
東朔也が持っていなかったか陸に聞く彩子ですが
陸は日高に夢中な彩子に対し、らしくない嫉妬という感情から
東のSDカードを持っていながら「見たことないなぁー」
と切ないと嘘をつきます。

彩子と日高の間には入れ替わった事で
強い情の繋がりが生じていました。     
二人の様子を垣間見た陸は感じ取っていたのです。

彩子は東のアパート近くの防犯カメラに目をつけ解析を急ぎます。

日高に対する河原の尋問はとうとう彩子にも及んできます。
河原は彩子を「協力者」として位置づけ日高に問います。
日高はあくまでも全て自分が仕組んだ事として自供します。

アパート近くの防犯カメラの解析が進み
東朔也がネットカフェに立ち寄っていることが判明
彩子は一目散に駆けつけ店員に聴取すると
東は店員にSDカードのデータを消去してもらっていた事がわかります。

万事休す‥日高が犯人ではない事を証明する物証がなくなりました。

そして日高の供述確認が終わった‥と八巻から連絡が入ります。
このままだと日高の極刑は免れる事はないでしょう。
彩子はこんな最後になるのなら私と入れ替わる必要なんてなかったと
悔しさと怒りで立ち尽くします。

しかしそこへ熊本県警から着信が‥
そこには東朔也が自身の犯行を克明に自白する映像が流れていました。

彩子は間髪をいれず取り調べ室へと脱兎のごとく向かいます。

映像は東朔也のSDカードの事を彩子に問われながら
嫉妬感情で差し出せなかった自分を恥じた陸が
熊本警察に託した結果でした。

河原は独自の捜査で日高の自供が真実ではないことを
見抜いていました。

東朔也の不幸な生い立ちはやがて濡れ衣を着せられるような
負の連鎖を生み、理不尽な想いを余儀なくされます。     
その上病で余命幾ばくもない体となってしまう‥‥
殺人を犯すという行為は
「お兄ちゃんの声じゃないか?」と河原は言います。

朔也のような立場の弱い人間はいかにたやすく奪われ続けるか
そして立場の強いやつらもこういうふうに
自らが奪われることにもなる。
そんな事が東は言いたかったんじゃないのか
と河原は日高に突きつけます。

その兄朔也が発した声を惨めでかわそうだからという理由で
自分が全てやりましたと兄の声を奪う正義が
お前にあるのかとも問います。

「たかが女一人のために」と河原は付け加えます‥

取り調べ室へ到着した彩子は
日高の取り調べを河原から引き継ぐ事になります。

彩子と日高が入れ替わっことを署内では八巻以外は知らないまでも
河原も取り調べを見守っていた五十嵐管理官も
わかっていたのです。

日高が彩子を守り、彩子が日高を守ることを‥            



日高は東朔也のSDカードの映像を彩子に見せられてもなお
自分が犯人だと言い続けます。



「私は10歳の時警察官になろうと決心しました。
学校で濡れ衣を着せられたからです。その私が誰かが濡れ衣を
着ていくのを見過ごしていいと思う?もしこれを見て見ぬふりをしたら
私は私の正義をなくす。もう警察官をやるべきでないと。
自分で自分に引導を渡すことになる。警察官は続けられない。。
同じなのよ。どっちだってやめることになる。
したでしょこの話。頭いいくせに
どうしてそんなことも分かんないかなあ!
あなたは私だったくせにどうしてよ?私に私の正義を守らせて。
私を守りたいと思なら、あなたは私のために
本当の事を言うべきでしょう!
日高陽斗。やったのはあなたじゃありませんね?違うわね?」
「はい」

あああああー!
「あなたは私で、私はあなたです」‥‥‥‥‥‥か~‥


息を詰めてこのシーンは観ました。
二人の想いが胸に迫り目頭が熱くなりました。

陸は「ナッツはね駅の向こう側のスーパーのほうがお買い得だから
面倒でもこっち側のスーパーで買わないで!152円も違うんだよ。」
「それだけは絶対忘れないで」と言い残し帰っては来ませんでした。
‥陸‥‥うーん‥   
心底彩子を好きだった陸がいじらしい‥です。



日高は実刑3年。
彩子はお手柄とやらかしの差し引きで警察学校へ‥
そしてなぜか八巻も一緒に‥‥‥‥


考えてみれば八巻こそ彩子の理解者なんですよねぇ‥

その後日高は出所し、年月が流れたある満月の夜。
彩子と日高はあの歩道橋で久しぶりに会うのです。

日高はプレゼントが入っているような袋を彩子へ渡します。

中には日高の母の形見だというあの奄美の丸い石が‥‥
血に染まっていた石はピカピカに磨かれていました。

彩子は袋から出した石を満月の光にかざします。
すると密な花弁を持つ花のような陰影が浮かび上がるのです。

「これがシヤカナローだったりして」と彩子は陰影をみて言います。

日高は、あの入れ替わりは母の願いだった気がすると言います。
「際限なく間違っていく息子達をなんとかしてくれと
母があなたに頼んだんじゃないかと思うんです。ちゃんと
有るべき姿に戻しくれって。入れ替わったのがあなたで良かったです。
だからほんとに、ありがとうございました」と礼を言い頭をさげます。

彩子は複雑でしょうね。でも日高からの連絡は待っていたはずだし
逸る気持ちで歩道橋へ来た事は否めません。
「私はありがとうとまでは言えないけど
まあでも、あなたで良かった」と‥

「さようなら」と彩子は石を日高に返し
それぞれもと来た道へ二人が踵を返した途端!

なななななんと!お互い自分に異変を感じ‥‥

すると、あの「彩子」が‥
「とりあえず今お勤めどちらですか?」だって!

入れ替わった?よね‥

日高の母親が又そうさせたのか?
それとも‥

あの奄美の丸い石は転がって戻って来る縁起の良い石なんですもの‥

これって、「めでたしめでたし」で良いのでしょうか?


あなたは私で私はあなたなんですものね
体を共有した男女に通い合う情は
窺い知ることの出来ない
究極の「愛」なんでしょうね‥

その人の中に入ってその人の環境に入って
はじめはパニックですが受け入れると
その人がわかってきます。心も体も‥‥‥‥

私も日高と入れ替わりたい





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2021年03月15日

天国と地獄~サイコな2人~第9話

ネタバレ注意

とうとう第9話まで来ました。
15分拡大!観ました!

歩道橋の階段落ちで2人が入れ替わったのは満月の晩でした。
そして2人は再び同じシチュエーションで階段から転げ落ち
元に戻る事ができました。

驚きました!日高陽斗の変化たるや
すでに可憐とさえ感じ始めていた「日高」とは全く別の趣です。
転げ落ち気を失い覚醒めた時の警戒するような鋭い視線‥

そこにいるのは日高が持つ極上の優しさから生じてしまった
兄を守ろうという決死の覚悟で挑まねばならない日高陽斗の姿でした。

‥恐るべし高橋一生!

「彩子」にしてもそれは同じことで
仕事にどん詰まり、手柄を上げる事に躍起になる
ちょっと融通のきかない猪突猛進型の捜査一課の刑事に戻っています。
そこには日高陽斗の影すら見当たりません。

しかし、以前の彩子とは明らかに違っていることは一目瞭然です。
相手の気持ちを慮るという様子が見て取れます。
風紀委員的な融通の効かなさは薄れています。

歩道橋まで追いかけてきた河原刑事に
会話の一部始終を聞かれた日高と彩子は何とか振り切り逃げます。

彩子は日高と東朔也を会わせてから2人を逮捕するつもりでした。



逃走中、日高と彩子はお互い元に戻った体で色々話すのですが
きれいにマニキュアが施された爪を見た彩子は感激し礼を言います。
日高は「一応人様からお預かりしていた体なんで」
と言うわりに陸を誘惑し一線を超える関係になったのはなぜ?


病院を抜け出した東朔也と陸は行動を共にしていました。
東朔也の発案で双子の弟日高陽斗と自分を産んだ母親の故郷である
奄美へ向かう事になります。

病に侵された東朔也の体の状態は傍目にも深刻です。

それにしましても渡辺陸は包容力と同時に
人間的な深さを感じさせる魅力的な人物だと想います。
回を追うごとに私の中でだんだんと存在感が増してきました。


彩子と日高は陸からの情報で奄美便のフェリーに乗船しました。
その船上で日高は彩子に全てを話します。


二卵性双生児の日高陽斗と東朔也は
両親の離婚で離れ離れとなりましたが
偶然にも東朔也は清掃会社から日高のオフィスビルに派遣されます。
そしてある出来事により日高陽斗と知り合い、仲良くなります。

2人は小学生の時歩道橋で会って以来の再会を果たしたのです。

その再会により日高陽斗は東朔也が兄である事を知り
東朔也から自分が知り得なかった現実を知らされます。
その上兄は病に冒されており余命幾ばくも無い事も聞かされ
運命とは言え、それぞれが置かれた場の落差を想い心を痛めます。

日高は東朔也を母の郷である奄美に誘いますが
出発の前日東朔也は認知症を患う父親から奄美行きを詰られ
玄関前でもめている最中、父親が階段から転落し、亡くなります。


「お前が15分早く生まれてくりゃぁ!
お前の人生は俺のもんだったんだよー!」という兄東朔也の言葉は
日高陽斗の心に深く刺さった事はいうまでもありません。

自暴自棄となった東朔也は自殺した十和田元のアパートから持ち帰った
漫画に描かれていた殺人の実行を仄めかし
歩道橋に殺人予告の赤い数字を描いて日高に知ら占めます。

気がついた日高は東朔也が置いていったリストの名前から
数字を割り出し見当をつけ慌てて現場に駆けつけます。
が、既にそこは血の海となっており日高は驚愕します。

床の片隅に血に染まった凶器の石、日高の会社の洗剤サンプルQ
清掃用防護服等が整然と置かれていました。

それを見た日高は兄が自分の共犯になるか
又は赤の他人として通報するのか、と迫るのを感じました。

15分違って生まれれば自分がやっていた事‥と日高は想い
兄朔也が日高を共犯と目し用意した防護服を身に着け
現場に置かれていた自社のサンプルQで綺麗に磨き上げ
証拠を出来得る限り隠滅したのです‥‥


日高は全て言い終わると
「あなたは正しい。
きっとあなたに捕まるためにスイッチさせられたんですよ」と
彩子に向かって言います。

奄美行のフェリーに日高、彩子、陸、東朔也の四人は乗り合わせ
とうとう顔を合わせる事になります。



そして‥‥彩子は東朔也を殴り、諭すのです。
「あんたはクウシュウゴウなんかじゃないんだからね!
ちゃんといるんだからね!あんたのこと好きで心配して
そうやって守ってやろうって人間が!!あんたのためなら
犯罪者にでもなってやるって人が!」「え?‥」
「そんな人がいるのに!いるのにいないとか
寝ぼけたこと言ってんじゃないわよ!
わたしはあんたを哀れんだりしない。
今までどんなひどい目に遭ってきたとしても
どんな人生だったとしてもこんなに想ってくれる人を
叩き落とせるなんて!あんたは正真正銘のサイコパスだから!」と
言い放ちます。

ここは観ていてのめり込みました。
私も一緒に言っているような気分になり涙目になり興奮しました。

彩子を刑事と知った東朔也は薄れるような意識下で立ち上がり
「悪いのは俺で、こいつは何も悪くないんだよ!
な、何とかできないか?
俺はどういう殺され方してもいいからこいつだけは‥」

「だったら!!はじめからこんな事すんじゃねえ!」
と彩子は渾身の力を込め言い放ちます。

あああ~!本当にそうですよ。心の底からそう想います。

そして‥‥とうとう東朔也は息絶えます。



奄美には河原が手配したパトカー、警官が総動員され
河原を先頭に船内になだれ込んでくるやいなや
日高は近くにあった果物ナイフを彩子の首に向け
下がるように要求し、その場から離れます。

そして彩子に手錠をかけてもらうのですが
追いかけてきた天敵河原から彩子にも手錠が‥‥あああ~!!



どうなるっちゅうの!!??いったい?

真犯人の東朔也は亡くなり、日高はどうやって
全ての出来事の成り行きを証明したら良いのでしょう?

東朔也が現場に落とした日高の乳歯‥なんとかならないの?


この物語って額面どおり受け取っていてよろしいのかしら?

何か、何かがひっかかるんですよね‥





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2021年03月08日

天国と地獄~サイコな2人~第8話

ネタバレ注意

3月13日、新月の晩の犯行と思われる新たな猟奇殺人が起きます。

今回の被害者はリストにあった、久米正彦の息子でした。
犯行が新月の晩だとしたら
「日高」と八巻が父親の久米正彦の屋敷の前で
張り込みをしていた晩ではないですか!

あの晩、久米家の前で張り込みをしている
「日高」と八巻に気づいた“誰か”は踵を返し立ち去りました。

その“誰か”は東朔也だったの??

久米正彦の屋敷で「彩子」を目撃した「日高」は
日高は犯人ではないのでは?と確信に近いものを感じます。

「日高」は清掃派遣会社の東朔也の登録記録を入手します。
1982年9月13日生まれの38歳‥
そして‥貼付された写真は陸が“師匠”と呼ぶバイト仲間の湯浅でした。

五十嵐管理官から猟奇殺人現場に呼び出された「彩子」は
猟奇殺人の現場の状況を把握し
被害者の血液由来の下足痕や血紋を目視した後

東朔也が運ばれた病院へ再び向かいますが
時すでにに遅し‥病室はもぬけの殻でした。

陸はただならぬ状態の“師匠”
東朔也を放おってはおけず行動を共にします。

捜査一課の会議では
今回の猟奇殺人は今までと違い清掃された痕跡がなく
遺留品を多数採取する事が出来た上に
防犯カメラに映る犯人と思われる映像の入手が報告されました。

「彩子」は八巻を連れコ・アースを訪問し
「日高」が捕まるかもしれないという理由で
「日高」に社長を辞任するよう要求します。

「日高」は東朔也の派遣会社の登録記録を「彩子」に見せ
「クウシュウゴウ、あなたと生き別れのお兄ちゃん!
殺人に狂うお兄ちゃんをあなたはただ庇っているだけ!
どんな理由があるにせよ人殺しは人殺しでしょ!
死守するべきルールが人間にはあると思わない?
ここを譲ったら全てがなし崩しになる!」と「彩子」に言い放ちます。



「彩子」は「日高」にもう兄を庇う事はやめるので
早急に社長を辞任するよう再び要求します。


そして‥夜の歩道橋に一人佇む「彩子」は‥
「お前が15分先に生まれてくりゃぁ!
お前の人生は俺のもんだったんだよー!」と
自分の胸ぐらをつかんで叫ぶ兄、東朔也の姿を回想するのです‥


「彩子」は「日高」との約束を破り
徹底的に東朔也を庇う態勢を崩さず、東朔也の自殺を偽装します。

病気のため余命あとわずかの兄、東朔也を
自殺した事にして時間を稼げば
あと少しの時間で天に召されるはずの兄を
警察の手にかかる前に逝かせてやることが出来る‥
とふんだのだろうか‥?

ところが!あの歯ですよ!久米幸彦の飼い犬が
現場で飲み込んだあの歯が糞の中から出てきたのです。

そしてなんと!その歯は日高陽斗の乳歯であると断定されたのです。

あの歩道橋で東朔也の靴の裏のガムにくっついた陽斗の乳歯‥
それを剥がして朔也はポケットに入れていました。

河原、幅両刑事も別ルートの捜査から
日高陽斗と東朔也の接点を掴んでいました。



とうとう捜査一課は日高陽斗と東朔也の両名に対し
緊急配備を発令します。

偶然にも満月のその日の夜「彩子」は意を決し
血痕のある奄美の石を提げ日高を例の歩道橋へ呼び出し
2人が入れ替わった満月の夜と同じシチュエーションで
「彩子」は「日高」に手錠を突きつけ迫り
歩道橋の階段から2人は転げ落ちるのです。


果たして2人は元に戻る事ができたのだろうか‥‥

そしてあの猟奇殺人は本当に全て東朔也の犯行なのだろうか‥‥?

私、日高の父、満がなんだか気になっているのですが‥
考えすぎかな?


注・ここで表記する「日高」は日高の中の彩子のことで
「彩子」は彩子の日高ことです。






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